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ゆあん
ゆあん
ゆあん
ゆあん
ゆあん
ゆあん
ゆあん
ゆあん
ゆあん
ゆあん
お母さん
お母さん
お母さん
ゆあん
ふとすすり泣くお母さんの姿が見えた
ゆあん
まるで夢の中の映像を眺めているようだ
ゆあん
ゆあん
ゆあん
ゆあん
ゆあん
ゆあん
ゆあん
その声は幼い声だった
ゆあん
ゆあん
ゆあん
ゆあん
俺なんだなと分かる
お母さん
お母さん
本当にお母さんは言葉通りに 頑張ってくれた
俺を安心させようと作った
固い笑顔
そして、
柔らかい毛髪ごと慈しむように頭を撫で付けている姿
ゆあん
お母さん
お父さん
ゆあん
ゆあん
懸命な治療が実を結ぶことは
ゆあん
お母さんの優しい手の感触も
ゆあん
人は死ぬ間際に、脳が活発に働いて
これまでの記憶が巡るという。
記憶にはなんとなくこうだった
という感触の記憶はあっても
リアルな感触の再現はされない
つまり、俺はちゃんと。
死んだんだろうな
ゆあん
ゆあん
今までありがとう。
語りかけても見下ろすお母さんやお父さんに俺の声は届かない
だって
ゆあん
ゆあん
でも、同時に思ってしまう
これ以上、
生きなくてよなったなって。
両親にこれ以上、ボロボロに憔悴していく姿を見なくて済む
ゆあん
ゆあん
ゆあん
ゆあん
すると、まるで映画のシーンが突然切り替わったかのように
見下ろす景色も変わった
ゆあん
ゆあん
美しく紅葉したイチョウが窓から見える部屋に
ポツンと俺が座っている
ゆあん
ゆあん
ゆあん
ゆあん
美しく煌めいた湖面が優しく
柔らかな夕陽を反射し
青々とした生命力に満ちた山を 映し出していた
ゆあん
ゆあん
ゆあん
ゆあん
ゆあん
ゆあん
無味乾燥で漫然と死を待つばかりだった俺の人生に
生きる目的をくれた
友達なんて、つくったら 死ぬのが怖くなる
だから 放課後も昼休みも一人で本を読んでいた
子供のうちは容態が変わりやすいから
遠出は医者に禁止されてきた
遠足にだって行けなかった
だから死ぬのが怖くなるような友達は、つくりたくない
そんな願望は
努力するまでもなく
叶ったかな
次♥︎♥︎♥︎20
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