冷たかった
少し塩っぱい塩水が、 俺の口の中に充満した。
上に手を伸ばしても、
その手が海面に届くことはない。
最後に見えたのは
光が差し込む海面
桃
何の夢だったの?
不思議で、でも既視感があって、
そして、何処か哀しかった。
翠
桃
桃
翠
翠
桃
翠
翠
桃
桃
翠
桃
翠
桃
翠
桃
桃
桃
桃
(ぽたぽた、…ッ
桃
桃
桃
桃
俺は静かに部屋に入る
その部屋は壁にそって隠されている
桃
その中にあるのは色んなもの
血のついた物、傷付いた物。
腐敗臭を撒き散らしている物など、
桃
桃
桃
桃
桃
桃
俺は人を殺した。
もう手が綺麗になることはない。
桃
まだすちと、話してたいけどな。
いるまにもほんとの気持ち、 言ってないや。
なっちゃんも、親友のままでいたかったんだけどな。
こさめさんもみことさんも、
良い人だったな。
桃
あれをする前に、二人と話さないと
面倒くさいな。
桃
俺が始めて、俺が終わらせないと。
そうしないと駄目だから。
神髄 玩恋
コメント
5件
時差コメントしつれいします…! 俺も好きですわ…主さんのこと…(シリアスも好きっ!)次の投稿も楽しにしていますっ!!
最初の海底?のところ「泡沫」につながる…?展開わくわくしてきました!