今はA国と戦争中
戦場の真ん中で事件は起きていた
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先輩と睨み合いながら俺は銃を先輩の額に押し付ける
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何も言わずにただただ俺を見つめる先輩にイライラする
震える声で叫ぶも先輩は口を開かない
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ダメだ……
先輩を殺.すなんて出来ない。
そう頭の中で呟くと
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syp
気づくと銃は先輩の手元に
ゆっくりと俺の額に当たる銃。
嗚呼…これで終わりだ。
なんて思うも銃はすぐ額から離れる
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その優しさも
悲しそうに笑う顔も
syp
もう……シラナイ
敵を探し見つければ殺.す
それだけだった
ただ…………
syp
俺はヘマをしまんまと捕まってしまった
するとA国の総統が現れくちをひらく
総統
何言ってんだよこいつ
syp
総統
総統
syp
糞や
先輩の名前を出すなんて卑怯すぎる
でも、
俺だけで済むなら……
それに戦力は減らない
ゾムさんもシャオさんも
そしてコネシマさんも
あの人たちなら大丈夫だろう
無力の俺は必要ない
そんなこと考える俺はとことん馬鹿だ
syp
総統
そう言うと総統の口角が上がる
馬鹿だなぁ
敵国(俺達)は強いのに
まるで勝ちを確信したような顔が
キモチワルイ
そして今に至る
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そうだ……
俺はコネシマさんだけでなくみんなを苦しめた
周りには今にも泣きそうな顔をしながらこっちを見るチーノ
邪魔者を倒すシャオさんにゾムさん
きっとインカムでみんな聞いてるだろう
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全
元々こうなる筈だった
ただ自分が意地を張っていただけなんや
A国の糞総統に殺.されるくらいならずっと憧れだった人に殺.されたい
それにここは俺の大事な故郷や。
大切な場所で大切な仲間に見守られて死ねるなんて最高だろう
まぁ俺に仲間なんて言う資格はないけどな……
するとコネシマさんは銃を落とした
地面に……
武器もなく無防備なその姿じゃ死んじゃいますよ?
syp
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そう言う先輩の瞳から大粒の涙が零れた
kn
なんで?
ナンデ……?
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syp
syp
分かってる。そんなこと
じゃあなんで涙が止まらないの…?
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kn
syp
syp
全
涙をふいて先輩の目を見る
真剣に真っ直ぐ俺の目を捕える先輩の瞳は心做しか嬉しそうだ
syp
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syp
syp
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syp
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syp
kn
syp
ほんとにずるい。
俺が先輩を殺せないことも全部知ってるくせに
syp
syp
syp
教えてあげるよ。
俺らが弱くないこと。
~END~
コメント
59件
え、もしかしてはなび!?? ってかめっちゃ好き()
初コメ失礼します! いや、あの好きです()
えっと……初コメ失礼します() 単刀直入に言います。神ですか!あ、神ですよね(( 凄い好きです⋆.*⃝̥◌̥