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詢萌(くれあ)
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詢萌(くれあ)
P.M.11:27
あなた
今夜も静かにひとり眠る。
あなた
あなた
私はほとんどずっと1人で生活してきた
とは言っても幼稚園生の頃はご近所さんのお宅にお邪魔していた
あなた
あなた
あなた
そんな幼少期を過ごしたおかげで
あなた
悲しくない訳では無い
あなた
あなた
昔を思い出せば長い針はいつの間にか 10を指そうとしていた
あなた
私はそっと目を閉じた。
朝。
知らない天井があった。
あなた
相変わらず呑気すぎる
知らない天井を見て 誘拐かなぁなんてこの小説しか無いだろう
?
聞いたことの無い声
あなた
?
灰谷 蘭
あなた
あなた
灰谷 蘭
灰谷 蘭
蘭さんは少々喋り方がギャルっぽい。 嫌いなタイプだ。
あなた
灰谷 蘭
あなた
灰谷 蘭
あなた
久しぶりに人と話した
蘭さんが部屋を出た瞬間、肩に力が入っていることに気がついた
あなた
あなた
にしても
あなた
あなた
あなた
私の唯一の趣味
寝ること。
あなた
目を開けると、昼間の自然光は無かった
あなた
目に優しい綺麗なオフホワイトの 蛍光灯で部屋が照らされていた
あなた
あなた
灰谷 蘭
あなた
灰谷 蘭
あなた
灰谷 蘭
あなた
そう言って蘭さんは部屋を出た
あなた
私は黙々と準備を始めた。
あなた
あなた
これは困った。
あなた
I’m a 方向音痴。
あなた
あなた
あなた
「らあああんさああああああん!!」 と叫ぼうとしたその瞬間
?
あなた
?
あなた
?
灰谷 竜胆
あなた
あなた
灰谷 竜胆
あなた
あなた
灰谷 竜胆
あなた
灰谷 竜胆
灰谷 蘭
?
?
マイキー
三途 春千夜
三途と呼ばれた男の人は、 何も言わず私の手首を掴みズカズカ歩いた
あなた
三途 春千夜
灰谷 竜胆
灰谷 蘭
三途 春千夜
あなた
マイキー
あなた
あなた
マイキー
あなた
灰谷 蘭
あなた
灰谷 竜胆
あなた
マイキー
灰谷 蘭
三途 春千夜
あなた
灰谷 竜胆
三途 春千夜
灰谷 蘭
三途 春千夜
あなた
マイキー
あなた
マイキー
あなた
あなた
マイキー
あなた
マイキー
灰谷 蘭
灰谷 竜胆
灰谷 竜胆
あなた
三途 春千夜
灰谷 竜胆
あなた
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