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気づかなかった俺が馬鹿だった。
あんなに連絡が来ていたことにも、
違和感を覚えなかったことにも。
目の前には社長室の仮眠用ベッドで
ネクタイも解かずスーツ姿で眠るまろ。
生きているのか分からないくらいに青白い顔をして
少し眉を寄せていた。
桃
寝ているまろからメガネをそっと取り
俺の着ていたジャケットをかけてあげる。
起きるかとも思ったが
彼の手がお腹に添えられただけで
起きる気配は全くなかった。
桃
投げられたまろのジャケットを綺麗に畳んで椅子に掛け
まろのすぐ側に座る。
桃
気づくのがもう少し早ければ
ここまでなっていなかったかもしれない。
自分の不甲斐無さに押し潰されそうになる。
目を覚ますと俺の傍にないこがいた。
桃
青
見たところ俺は仮眠用のベッドに横になったあと
眠ってしまったらしい。
桃
青
桃
青
元々、俺の体は薬が効きにくかった。
そのせいか薬を飲んでも
頭痛も腹痛もおさまる気配がない。
青
おさまるどころか、余計に痛くなってくる。
普通の痛みに比べて比にならないくらい
痛くて、苦しくて。
桃
青
まろが一瞬険しい顔をしてお腹を抑えていた。
さっきよりも顔色が悪くなっている。
桃
きっとお腹が痛いのだろう。
こういうときは暖かいものを
お腹に当てるといいと前にまろに言われたのだ。
桃
桃
青
桃
青
辛そうな彼を見る度に
俺はどうにも出来ないと罪悪感に潰されそうになる。
桃
青
桃
青
桃
青
青
桃
俺の考えていることが、見透かされているのか分からないが
俺が安心する言葉をかけてくれた。
桃
青
桃
ないこが少し思い詰めた顔をしていた。
こういう時は大体
『何もしてあげられない』とか『俺が変わってあげられたら』
みたいな事を考えてることが多い。
青
桃
青
桃
ないこは責任感が強いから
すぐ自分のせいにする癖がある。
いい加減その癖直して欲しいけど
俺はそれを優しさとして捉えてる。
だから、ないこの思いを否定せずに肯定して
尚且つ、プラスの方に持っていく。
青
青
桃
桃
青
いつものないこの顔に戻った。
ないこは感情が顔に出やすいからすぐ分かる。
何を思っているか、何を考えているか。
桃
青
何をしたかと思えば
急に額にキスを落とされる。
桃
青
ないこはほんとずるい。
不意をついていろいろしてくるから。
ちょっと時々何考えてるかわかんないけど
1番に俺の事を思ってくれる大好きな彼。
青
桃
青
桃
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桃
青
今日もないこは優しくて
俺の異変にすぐ気づいて動いてくれる
最高の彼氏です_。
ℯ𝓃𝒹☕︎︎𓂃 𓈒𓏸
( 終わり方わからん 。 。 。 )
コメント
8件
可愛いです、!!!( なんか、ほわほわしてる…! 幸せそうだね…、
ほんわかしてる〜!(*´`)♡