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主
主
主
かれんの腕を見た時、
全ての時間が止まった気がした
りうら
自分でも初めて聞いたような
酷く掠れた声
そして
しょうちゃんからのLINE
全ての時間が止まり、
全ての音が聞こえなくなった
それからは
よく覚えていない
気づいたら病院にいて
気づいたらほとけがいた
りうら
沢山の管に繋がれていて、
周りのみんなは泣いていた
りうら
初兎
ふと手を握った
とても暖かい
りうら
りうら
りうら
いふ
ないこ
ゆうすけ
最後にちゃんと話したのは
いつだっけ
覚えてないくらい前だ
俺が手を上に上げているから
ほとけの服がめくれた
ほとけ
傷だらけだ
りうら
りうら
身体も心も
ボロボロだっただろう
がらがら
りうら
お母さん
お母さん
ゆうすけ
お母さん
お母さん
お母さん
お母さん
お母さん
何を言っているんだろう
このおばさん
りうら
りうら
りうら
お母さん
お母さん
お母さん
お母さん
りうら
お母さん
いふ
いふ
ゆうすけ
ゆうすけ
お母さん
お母さん
お母さん
りうら
りうら
初兎
ないこ
いふ
初兎
初兎
ゆうすけ
俺、何も知らなかったんだな
主
主
主
主