🌪ー　気象系　ー🌧　n総受　🐶

Aside

ダメ、なのに

今戻って謝らなきゃいけないのに

戻らなきゃいけないのに

なんで、どうして……？

足は自然と屋上を離れる

周りの音を無視して

……

ああ、もう、ダメなんだな

終わったんだ……そうだ

にのちゃん…にのちゃんと…オレ、は……

泣くな、ここで泣くなよ…

でも、目からは拭いても拭いても涙が溢れてくる。

…思い出したくない

無かったんだ。

もう、無くなったんだ。

にのちゃんとの思い出は…

なくなった…なく、なくな…

はず、はずなのに…

楽しかった思い出が要らないくらい脳裏に過ぎる。

邪魔な腐った思い出は、無かったように

にのちゃんが『友達』と思っているオレと遊んでる時間、

いちばん楽しかったなぁ…

なんで、こんなになっちゃったんだろう

よくないのに…

こんなこと…こんなこと…

“こんなこと”…？

にのちゃんとの、思い出は…タカラモノ、

宝物…捨てるの？

…やだ

やだ！やだ！

捨てたくない！

捨てたくないけど、拾いたくもない…

…もう、ダメなんだよ…

“友達として”

“相葉さんは友達だから”

友達だからって…なん、だよ！

友達も友達って！

いつまでそう言ってんだよ…

そんなにのちゃんは、キライ、

Nside

ぁ、あぁ…

あい、あいばさ…

…僕のせいで、

僕のせいでｯｯｯｯ!!

ぁぁぁぁぁ…”

「キライ」

「ダイキライ」

あぁ、

うぅ…

きら、い……

ごめん、ごめんなさいｯ……”

ごめんなさいっ……ごめんなさい……！

はぁ、ぅ”っ……

翔さんは、何度もおれの背中を摩ってくれた。

でも、なんも、いみも、なくて……

ごめんなさぃっ…

ぁぁぁ…

しょうさんは、俺の顔を上げさせてキスをしてくる。

口を話すと、翔さんは怒ってるような顔で…

翔さんは、俺の事を優しく抱く。

…そんな優しさが僕を傷つけるんだよ…？

ほんと、だいすき…

どうしても、相葉くんのことを考えてしまう。

これは、未練なのか…？

好きだった頃の……

いや、でも普通に、友達として…

とか…あるもんな…

でも…第一に心配しないといけないのはにのの精神状態で…

でも、それよりも相葉くんのことが強くて……

ああ、もう

どうすれば…いいんだよ

……はあ

……

ピロン…

あれ、誰だろう…