転校先はいじめっ子が集う学校でした

雰囲気は満点やな。 …あっ、そもそもお前誰かって？ 俺の名前は猫宮いふ 大阪出身の帰国子女

冷静になれ俺。最初が肝心って何回も言われてきてるだろ

今回は…今回こそは、失敗しませんように

うわーーーなんか威圧感凄いんやけど！ 全員から睨まれてる気分やわ、、

シーン

いや、！また失敗したパターンやん！！

なんなん此奴。クソいらつくんやけど 俺生きてけるんかな、、

第1話 『いじめっ子だらけの学校』

～放課後～

いや、、どこやねんここ！！！

は？待てよ。な、に！？

両手両足を縄で縛られ ガムテープで口を塞がれる

何が始まるん、？こわい、

そう思った瞬間、俺の首に何かが当たり その瞬間に身体に電気が流れる

くそっ、電気かよ……!!!!

そう思っている暇もなく 殴られたり切られたりした

俺は、助けを呼ぶことが出来ず ただ痛みを味わうことしか出来なかった

意識が遠のいていく なんて、言ってるんだ……？

『いじめっ子が集う場所だから』

その一言が聞こえた瞬間 俺の意識はプツリと途絶えた

目を覚ますと外はとても明るかった 明るさ的にもう朝だろう

自身の様子を見ると 拘束が解かれていて話せるようにもなっていた 切られたところは包帯で巻かれていた 誰かが治療してくれたのだろうか

俺が転校した学校は 地獄の学校だった 先生には見せずに虐めを行う そんな奴らが集う学校だった 先生の前では優しく、仲がいいように見せ 成績も優秀な為、入ってくる生徒が多い そういう奴らを“玩具”として遊ぶいじめっ子 俺は、その玩具になったようです これから、どうすればいいのだろう 今回は、大丈夫って……思ってたのにな また……失敗しちゃったよ 母さん