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主
主
主
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病み系注意 通報✗
休み時間、私は空き教室から空を見ていた
鳥の鳴き声が聞こえてくる
少し秋らしくなってきた風が肌に優しく触れる
低学年の可愛らしい声が聞こえてくる
私は、人の心がどんなふうに大人になっていくか分からなかった
垢抜けてる大人も、
友達には「小学生の時は普通だったんだよ?」
なんて言ってる
ヘアアイロンとか、パックとか色々必要だろう
大人になって自分が稼いだお金でそういうものを買っているんだろう
そう思っていた
でも待って
私は駄目なの?
子供だから?
値段が高いから?
小学生はそういうことするものじゃない?
周りの人はみんな否定した
なんで
なんでなんでなんでなんでなんで
私は非常識の方にいつも行ってしまうの?
自分の顔も、体も、自分についている何もかもが嫌いだった
全てを抉り出したかった
いや、もしかしたら周りの人が嫌いだったのかも
最初、自分が、自分の家族が周りとはちょっと違うことを感じた時 ちょっと苦しいな。と感じた時
みんなもこれぐらいは我慢しているだろう。
そんな気持ちだった
でも、明らかに違う
勉強だって
流行りだって
私自身の存在だって
私のほうが苦労してる
小学生でこんなに病んでる人いる?ってぐらい
「病んでる」とか「地雷系」「トー横」とか
みんな周りは健全だから
そういう言葉が出なかった
今、私がこうやって物語を書いているけれど
もう、何を伝えたいのかわからなくなってしまった
受験、対人関係、流行
何もかも失敗しそうで怖かった
親が毒親なのか
私がおかしいのか
周りがおかしいのか
この傷は一生負っていくだろう
もう少し、もう少しだけ耐えて
早く自分で稼いで
お嫁に行って
幸せな家庭を築けば
その傷は癒やされるだろうか
もう何か何なのか分からない
私という存在は何なのか
もう何もかも全部分からなくなってしまった
大丈夫。きっと救ってくれる人がいるはず
きっといつか光が差し込んできてくれるはず
それまで待とう
心が持てば___