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うわあああああああ超絶好みの小説だあああああああああああ
これが↓
鉢→綾→仙⇆文
これになります
鉢⇆綾⟵仙
※学パロ
一番好きな相手とは結ばれない
図書室でとある本を呼んでいると そう記されていた 。
その通りすぎる事にぐうの音も出ず
みるみる読み進めていき 僕はその本に夢中になっていた
そんな時 、ふと目に 止まったものがあった
綾 _ "
鉢 _ "
綾 _ "
鉢 _ "
綾 _ "
綾 _ "
鉢 _ "
綾 _ "
鉢 _ "
鉢 _ "
綾 _ "
鉢 _ "
鉢 _ "
綾 _ "
この先輩にだけは知られたくなかった
いつも僕を揶揄っては いつも笑って頭を撫でてくる
怒ろうにもそのせいで調子が狂う
だから今日こそは プライベートの侵害として 怒ってやろうと思ってた
するとふいに 先輩の手が僕の頬に当たる
その手はとても熱くて 、 溶けてしまいそうだった
綾 _ "
鉢 _ "
鉢 _ "
鉢 _ "
少し拗ねながら言う先輩が かわいく思えてきて焦れったしくて
先輩の手を握り返して つい揶揄ってやった
綾 _ "
鉢 _ "
綾 _ "
綾 _ "
綾 _ "
少し揶揄い過ぎたかな なんて思い 、顔を上げてみれば
僕と先輩の唇が重なった
綾 _ "
鉢 _ "
鉢 _ "
鉢 _ "
鉢 _ "
綾 _ "
そう言った先輩は さっきとは打って変わった手つきで 僕のブラのフックを外した
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鉢 _ "
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綾 _ "
鉢 _ "
鉢 _ "
鉢 _ "
僕を見る鉢屋先輩は 苦しそうに涙を流して
何度も何度も僕の名前を読んで
何度も何度も僕を好きだと言ってくれた
だから僕もはやく諦めないとなのに
僕一番好きな人は 同じ委員会の先輩だった
いつもクールで 、真面目で
後輩には厳しくその内側には 優しさが見える人
その人は 、僕だけを 普段から優しくしてくれていた
そんな特別扱いが 、 先輩にとってはどうって事なかった ことに気づいた時
僕はどうしていたっけ
僕が 、この気持ちに 気づいた頃にはもう遅かった
目の前に広がる光景は 目に余るものがあった
仲良くふたりで手を取り合い
ふたりだけの不思議な空気に 包まれ帰っていくおふたりの姿
おふたりは幼馴染だと聞いた
幼馴染と後輩じゃ 、 住む世界が違いすぎた
いつもポーカーフェイスを 崩すことのない立花先輩が
幼馴染の潮江先輩にだけ見せる あの意地悪な笑顔
僕が幼馴染だったら
僕にもああやって 笑い揶揄ってくるのだろうか
そんなふたりから少し離れた 後ろを辿り 、家へと向かった
僕が悩んでいると 決まって彼が現れると思う
今回もそんな感じだった
鉢 _ "
綾 _ "
鉢 _ "
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鉢 _ "
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鉢 _ "
鉢 _ "
気がつけば 、あのふたりの姿は 見当たらなくて
鉢屋先輩はそれが狙いだったのかな なんて思いつつ
新作スイーツを頬張った
それでも僕は諦めなかった
いや 、負けたくなかった
幼馴染は所謂ツンデレという人で いつも強がっていて 見ていてイライラしていた
あんな女よりも僕の方が 顔や体には自信があるし 愛嬌だってあるかもしれない
でも 、そんな事しか考えていないから いつまでもこうなのだと 気付かされてもいた
だから 、ある日の委員会の日 頑張って伝えてみた
仙 _ "
今日も横顔がお綺麗で
サラサラすぎる前髪を避けながら 、 先輩はこちらに目線をやった
仙 _ "
気づくと僕は先輩に 口付けをしていた
その瞬間 、腰がどっと痛くなった
仙 _ "
僕は大きく拒絶をされてしまった 。
あれが 、僕の最大の告白 だったんだけどな
幸い 、手はあげらえなかったが 先輩は僕を非難した
仙 _ "
綾 _ "
仙 _ "
綾 _ "
先輩は顔を真っ赤に染めるほど 怒ってしまい 、出ていってしまわれた
僕はだめだめだなぁ
なんて思いながら 、思い足取りで 向かったのは図書室だった
人間関係 、恋愛関係について もっと学ぶための本を借りに行った
その日からというもの 僕と鉢屋先輩は不思議な関係になった
お互い 、嫌な事があると 特定の場所に現れそういう事をした
それだけじゃなく 、学校内でも 他愛のない話をしたし 揶揄ったり揶揄われたり
そんなのを続けていたある日 、
また嫌なことが起きた
会いたくなかった人
忘れたかった人に出会ってしまった
仙 _ "
気まずそうに僕の名前を呼ぶ彼は 微かに耳を赤らめ こちらに歩み寄った
仙 _ "
仙 _ "
仙 _ "
なんとも予想外な事が起きた
すると考えるよりも先に言葉が出ていた
綾 _ "
綾 _ "
綾 _ "
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そう去ろうとした時 手首を捕まれて簡単に 壁に追いやられてしまった
仙 _ "
綾 _ "
仙 _ "
そんな自己中心的な命令に 呆れながらも応えた
綾 _ "
仙 _ "
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仙 _ "
仙 _ "
そういい僕をきつく抱きしめる 立花先輩にため息をつく
綾 _ "
仙 _ "
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仙 _ "
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仙 _ "
綾 _ "
仙 _ "
綾 _ "
綾 _ "
仙 _ "
どれだけ擦っていても 涙は止むことを知らなかった
そんなとき 、ふと鉢屋先輩が 頭に浮かんできた
あの人に揶揄われたい
あの人の大きくて 、少し切り傷のある ふたまわり大きな手で撫でられたい
あのさほど身長差もない体だけれど がっちりとした丁度いいあの体に 抱き寄せられたい
鉢屋先輩がほしい
そうすると 、つい口に出ていた 。
綾 _ "
綾 _ "
仙 _ "
綾 _ "
綾 _ "
仙 _ "
綾 _ "
仙 _ "
綾 _ "
仙 _ "
仙 _ "
綾 _ "
僕は教室を後にして
鉢屋先輩を探しに行った
おかしいなぁ
普段ならこれでもかってくらい すぐ見つけるし見つかるのに
南棟の階段の下にも
美術室の隣にある準備室にだって
だれも来ないような教室も
今まであってきた場所全て探しても 先輩は見つからなかった
もう僕のことなんて よくなっちゃったのかな
好きって言う言葉も全部、 ほかの女の子にも言ってたのかな
走り疲れて 、やる気も失せちゃって ちょっと休んだら帰ろうと思った
すると目の前の教室には あかりが着いていた
図書室だった
恐る恐る入ってみると 、 当番であろうきり丸が眠りこけていた
綾 _ "
うぅーん 、と唸ってもまだ きり丸は起きる気配がなかった
綾 _ "
放課後のチャイムまで 、 本でも読んでようと思い
自分が来ていたブレザーを脱いで 後輩にそっと掛けてあげた
身が軽くなった事で 、 少し体をのばしながら 僕は定位置についた
今日の本は 、 この前の本の続きにした
隠し言葉 。
今の僕にはうってつけだった
月が綺麗ですね
海が綺麗ですね
雪がやみませんね
そんな中 、もっともな言葉を 見つけてしまった
綾 _ "
少し身震いする体を抑えなが 僕は優しく外をみた
綾 _ "
綾 _ "
届くはずもなかった
そのはずなのに 、
この僕にまとわりつく 大きな影は?
嫌という程僕の体に染み付く この匂いの正体は?
ゆっくり振り向くと
そこにはやっぱりあなたが居た
鉢 _ "
綾 _ "
鉢 _ "
鉢 _ "
ふと 、受付の方を見てみれば きり丸の姿は見えなかった
僕はまたしてやられてしまった
悔しく思いながら ブレザーの袖に腕を通す
放課後の最後のチャイムがなる中
僕と先輩の影がちょうど ひとつに重なった