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車一台通るのがやっとの道を バスは減速しながら走っていた。
木々が覆い茂る中に、ぽつんと 手入れのまるでされていないバス停がある
キィーッ
バスが停車し、ドアが開く。 一人の青少年が降りて 再びバスは発車。森の中へと消えていった
桃
ため息と文句を垂らし、少年は地図とにらめっこしながら歩く。
桃
彼は桃月美佳佐(ももつきみかさ)。 いろいろあって、この小さな集落へやってくることになった。
桃
桃
彼は極度の方向音痴である。基本的に自分がどこからやってきたのかわかっていない
桃
桃
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桃
桃
みかさはいろいろ悩んだ末、 『おけまる!』と書かれたスタンプを1個だけ送信した。
桃
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桃
桃
桃
彼は独り言が多いタイプだ。
桃
みかさはドアの周りを見渡すが、 インターホンらしきものはない。
桃
ドンッドンッ
扉を二回叩くと、中から人が走っているような音が聞こえた。
あけみさん
桃
3週間ぶりに会う母親の妹は、 みかさを暖かい笑顔で迎えてくれた。
あけみさん
あけみさん
桃
あけみさん
突然昔話を始めるあけみさん。 みかさと2人きりになるとよく起こる 現象だ。
初めこそ顔を赤らめて恥ずかしがっていたみかさも、もう慣れきっている。
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あけみさん
桃
桃
あけみさん
桃
桃
あけみさん
桃
あけみさん
ルンルンで台所に向かう彼女を、 みかさは真顔で見つめていた。
桃
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あけみさん
あけみさん
あけみさん
桃
みかさはスクランブルエッグに 小さい肉が乗った丼を、頬張った。