/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
廉
どちらさん…？
終わった…
廉
まさか…りーの…
紫耀
どうも、彼氏です。
りら
……………
廉
……………………
廉
は？
りら
ということです。
紫耀
りら、そちらの方は…？
りら
元ヤクザの永瀬さん。3年前からここに居候してきて、生活費を負担してくれてる。
廉
言わば兄貴みたいなもんやな。
廉
あんた、名前は？
紫耀
平野…紫耀です…。
廉
平野紫耀な。で、あんたが彼氏。
紫耀
はい。
廉
ぶっちゃけ、どこまでしたん？
りら
夜を越えた。
廉
………………（放心状態）
紫耀
………………（えぇ…。）
りら
あ…永瀬さん…高槻の事、調べてくれた？
廉
あ…あぁ。
そう言うと永瀬さんはパソコンを開けた
廉
高槻秀樹。36歳、痴漢容疑の前科があった。務所で2年、居ったらしいな。
廉
りーが4年前にやられたん、こいつか？
りら
そう。
廉
大丈夫だったんか！？お前んところの大学教授になりすましとったんやろ！？
廉
お前がまた泣くような事があれば…俺、また…
りら
永瀬さんは手を汚す必要ないわ、今回の件だって、紫耀に助けてもらったし。
廉
え？
紫耀
はは…。
りら
あの時はありがとう、紫耀。
紫耀
いえいえ、伝わりやすい伝言で良かった！
廉
お前…りーを助けたん…？
廉
俺じゃなくて…お前…？
廉
……………
廉
認めん！！！！
紫耀
え！？
りら
ちょっと…永瀬さん…？
廉
帰れ！！俺とりーの愛の巣に来るなー！
りら
いや…そんなんじゃないから。
紫耀
まぁ…一旦帰ります…。
紫耀は去り際、永瀬さんに耳打ちした。
紫耀
蟹…また一緒に食べましょーね。お兄さん…♡
廉
はぁ…！？
紫耀
じゃあねりら、また大学でー！
りら
気を付けて帰るのよ。
紫耀
はーい♡
廉
何やねん！こいつ…！
りら
ねぇ、永瀬さん。蟹ってどうやって捌くの？
廉
なぁりー。お前って俺のこと意識せんの？
りら
……質問に答えて。
廉
俺の方こそ質問に答えろ。
りら
………意識というか、考えた事ない。
廉
………………
りら
で蟹ってどうやって…
ギュッ…
廉がりらの後ろからハグしてきた。
りら
……………
りら
危ない。
廉
俺のことは兄貴としか思ってないん…？
廉
何であいつなん…。
りら
永瀬さん…？
チュッ…
りら
！？
廉
りら…俺のこと見てや…意識してや…。
りら
だから…そういう目で見れないって…
廉
そうか…なら…。
無理矢理でも意識してもらう。
りら
は…？
そう言うと、廉はスーツを脱ぎ始めた。
廉
もう…止めれん…。
りら
やめてっ…！
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
