希春
…額の血が止まるまでここにいないと
希春
装飾品にぶつかってしまったこと、謝ろう…。
「奴隷なんか処分される」
希春
わかってたけど…。
希春
もし竜聖さんまで扱いが変わってしまったら
俺の居場所はどこにあるんだろう
希春
……。
カチャッ
竜聖
……どうした?
竜聖
やけに顔色が悪いようだけど
希春
…えっ?…あぁ
希春
……すみません
希春
倉庫の装飾品に強くぶつかってしまいました…傷がついているかもしれません
竜聖
……傷など気にしなくていい
竜聖
それより…強くぶつかったって?ひとりでになのか?
希春
!
希春
…はい
竜聖
怪我は?
希春
……ありません
本当のことを言ったところで 信じて貰えず、処分なんてことになったら…
竜聖さんを信用しているのに 言われた言葉が頭から離れない
竜聖
ならいいけど……
竜聖
それでそんなに落ち込んでたのか?
希春
…そうです
竜聖
……ははっ
竜聖
可愛らしいな
希春
!
竜聖さんの笑顔は素敵だ 俺なんかに笑いかけてくれて、心を癒してくれる
使用人達
希春様
希春
…ん
使用人達
朝食の準備ができています
使用人達
竜聖様に指定時間に起こすよう仰られていたので
使用人達
寝室に入ってしまい申し訳ありません。
希春
……へっ?嫌全然!
希春
起きなくてすみません…
ガチャッ
希春
(本当に…優しい人たちばかりだ)
ドンッ
和貴
やっと来たか…
和貴
呑気に朝食が食べられると思うのか?
バシャッ
希春
……。
この人を除いて






