ななわ
黄
自分の重たい体を起き上がらせ
僕は体制をかえる
青
隣にはまだ眠っている彼の姿
ああ、そうだ
昨日一緒に寝たのだった
そんな事を思い出しながら
僕は庭へ向かった
黄
僕は一人で神社の庭を歩く
すると、鳥居の近くに
何かが落ちていて光が反射していた
黄
黄
それは僕が車まで持ってきていたはずの
スマートフォンだった、
黄
僕は記憶がフラッシュバックされる
黄
黄
この神社にはもちろん持ち込み禁止だ
時間が分かってしまうし
他のアプリの機能も使えてしまう
挙句の果てには日付が分かってしまうのだ
僕は茂みに隠れ
スマホの電源を付ける
そこには
黄
黄
黄
僕はスマホの電源を落とし
ポケットにしまった
ドタドタドタッ
黄
神社の中から走り回る足音が聞こえる
黄
僕は神社の中へ戻っていった
黄
部屋に戻ると布団はぐしゃぐしゃで
一切畳んでおらず
おまけに彼の枕は吹っ飛んでいる
青
ギュッ
黄
青
彼は僕に抱きついたまま
離れようとしない
黄
青
青
彼はこんなにも心配性でしたっけ、?
そんな疑問が頭に浮かぶ
青
青
彼は小さく呟く
黄
黄
彼にニコッっと笑顔を見せ
心の中で“ 多分 ”と後付けする
青
黄
彼は僕から離れた
青
黄
彼は僕に笑顔を見せた
その時だった
ブーブーブーブーッ
黄
青
僕彼の前でスマホを取り出す
青
黄
黄
僕はメールに既読を付けるために
アプリを開こうとする
青
黄
彼は僕に怒鳴った
青
黄
僕は彼にスマホを渡した
彼はスマホをシャットダウンさせた
青
黄
青
彼は怒っているのか、怒っていないのか
よく分からない表情で僕を見る
青
黄
黄
まさか彼からこんな言葉が
出てくるとは思わなかった
青
青
黄
彼は僕にスマホを渡す
青
黄
青
青
青
彼は電源を付けようとしている
僕の腕を握る
青
“ GPSでバレるよ ”
黄
なぜ彼がここまで詳しいのかは
分からなかった、
可能性と言えば
バレた人が居ること
それだけだった、
僕はスマホをまた
ポケットへ戻す
この間にも
刻一刻と時間が過ぎていることを
知るのはもっと先だった、
コメント
55件
もう…本当に好きなんだよ!٩( ᐛ)و
コメント遅れてごめんね( இ﹏இ ) 最高だよ✨
\( 'ω')/アアァァァァアアアァァァァアアア!!!!好きすぎる)