俺を...見てよ

いるま達が転校して来て半年

転校当日と変わらず、俺には甘々対応だ

しかし、今日はなぜか落ち着きがない

水筒の水をこぼすみこと

ざっくりまとめると、事務所が潰れそうだから

元人気子役が入ってくれたら、破産するのは止められるかな？

との事だ

頭を下げる人気俳優達

正直あの界隈に戻りたくない

戻りたくないけど...親友達を見捨てるのは、心痛い

ドラマ撮影終わったら、さっさと辞めよう

それが、最善だ

いるまにハグされた事が初めてだったので、少しびっくりしてしまった

俺は、さっさと先生から許可をもぎ取って帰っていく

ｶﾞﾁｬ

ｼｰﾝｯ

まぁ、だろうな

とりあえず、スーツを探す俺

俺が大人になっても、スーツに困らないように

子役時代の頃10㌢ずつ買ってあった

残念ながら、俺は小6の頃とあまり身長が変わってない

という事で、小6着ていたスーツを着ることになる

とりあえず、着てみる

もう、子役時代の服は一回も着たくなかった...

しかし、これより大きのだと

絶対に、ぶかぶかだ

髪をセットする

そして、俺は子役時代使っていた

72のヘアピンをつける

この、ヘアピンは子役時代の事を鮮明に思い出してしまうため

普段は、付けなかった

あの時より、顔は大人びたが...

全然子供っぽさが出ている

いるま達を助けるために

俺の事を後回しにして、自分の嫌なものに突っ込んでいく

実力を抑えれば、業界で引っ張りだこ状態にはならないだろう...

うん...

少し、心配になってくるのであった

ネタが無さすぎたんで、急展開

まあ、いっか

長編すぎるのも良くないしね

じゃ、乙茉莉~

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