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memoire結成編 5話

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memoire結成編 5話

1 - memoire結成編 5話

2022年02月05日

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皆さん、こんにちは?
memoire ギターの律です

同じくベースの悠です

キーボードの颯です

ボーカルの奏です!

隼人

奏の友人の隼人です

この流れで友人とか

隼人冷たいね

隼人

えっ(--;)

こらこら、あまりいじめてはいけませんよ?

あらすじ紹介するんでしょ?

あ、あぁ…

要するに、歌うことが好きな奏のために、俺たちはバンドを組むことにした

声の聞こえない奏に歌を教えていた音楽経験のある隼人もメンバーに誘うが

隼人

演奏以外は協力する

とだけ言い残したのよね

音楽やってたなら入ればいいのに

そこで、僕は彼と同じ音楽教室に通っていたことを告白する

もちろん、隼人がなんで人前での演奏を避けたのかも知ってるけどね

ということで、5話だ!

で、隼人はなんで演奏を避ける

あんまり人のこと話すのよくないと思うな…

おい、それは私ならいいと言うことですか?

悠だから

理由になってませんよ

…隼人は、練習の時、わざわざ外に連れ出したんだ。それと関係あるのかな

家絡み?

まぁ、そうだね

まぁ、お母さんと隼人が仲悪かったのは私が来る前からだったらしいよ

確かに、3年前からピアノも弾かなくなったけど、何も言ってくれなかったし

あいつ、ピアノができるのか

隼人は、演奏できる楽器にバイオリンだと言っていた。

でも、隼人は、ピアノが得意だったんだ。神童と謳われるぐらいには。

隼人

颯…何を言おうとしてるの

どうして貴方が。

隼人

話し合い…遅いな…思った…から。

思い出した?

初めて会った時、君はなんの反応もしなかったから

隼人

…垢抜けてた…から

隼人は雰囲気、暗くなったね

普段は、クラスでも人気の優しい颯を人をいつもからかっている颯を、

スっと黒い沼が飲み込まれていくのがわかった

隼人

それで…奏に…話すわけ…?

颯から笑顔が消え、声が低くなる。

隼人は、元々高くてか細い声が余計に弱々しくなっていく

なら、彼女を音楽に関わらせなかったら良かっただろ。

『悪魔の神童』

その冷たい一言に一同が震えた

…これ以上いたらダメだね。

はぁ?ちょっ…手、痛い

(この冷たい感覚…俺たちが出会った頃の颯だ。)

(いじめられてた中学生時代の…)

お前ら一体何があったんだよ

隼人

僕の…わがままのせい…なんですね

隼人

あれは、もう3年も前の話になります

僕の家は、音楽の家系でした。

だから、音楽教室に通うのも、ピアノをするのも自然な流れでした。

ピアノの才能があったらしく発表会に出たら賞を取り、

周りからは、『神童』と呼ばれ、メディアでも取り上げられるようになりました。

しかし、音楽教室はピアノだけでなくフルート、オーボエ、打楽器…様々な楽器も教えていました。

その中にピアノよりも魅力的な楽器を見つけたのです

それが『バイオリン』でした。

隼人

お母さん、今度の発表会、バイオリンが弾きたいな。

母親

何言ってるの、あなたはピアノしか出来ないんだから…だめよ。

隼人

でも…

母親

だめよ。発表会まではピアノ以外の演奏はダメだからね。

隼人

…はい。

これが、小学生3年生から中学生2年生の間、

ずっと発表会の度に行ってきた会話だった

音楽スクール

隼人

はぁ…

どうしたのかな?

隼人

(確か、同じ中学の…)

黒崎 颯です

中学にあがってから興味があって1年だけ通わせてもらってるんだ

君の名前は?

隼人

名瀬…隼人です

で、なんか悩み事?

隼人

その…やりたいことと、周りの環境が合わなくて…

隼人

僕は、発表会にバイオリンが弾きたい。

隼人

でも、お母さんはピアノだって。

確か、うちの発表会って楽器選べるんだよね

隼人

うん。

なら、バイオリン…弾いたら?

隼人

…え?

だってバイオリンが弾きたいんでしょ?

隼人

うん…でも、

僕も楽器やりたくてこの教室入ったし

やりたいこと、やればいいじゃん

なんなら、一緒に出る?

隼人

一緒に?

そう。

僕かピアノ弾いて

隼人がバイオリンを弾く

僕は天才の君からピアノを教わることが出来るし

隼人は、バイオリンができる

いい曲があるんだ

彼が出した楽譜は、手書きのものだった。

その曲名は、『Fanfare』 (ファンファーレ)だった。

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