翌日
ゆあんくんのクラスを覗いてみると
そこにゆあんくんの姿はなかった
そして…
あの彼女も
るな
えと
えと
るな
るな
えと
あの子と二人なのかな
るな
るな
あの子
りなって言うんだ
えと
るな
小声で一生懸命伝えてくれる
えと
ゆあん
ゆあん
えと
ゆあん
何だろう
いつものゆあんくんと違う
えと
るな
何となく
不安が拭えなくて
その場を離れた
個室に入ったすぐ後に
足音が聞こえてきた
友達
りな
友達
りな
友達
りな
りな
りな
友達
友達
友達
りな
りな
友達
りな
りな
えと
ゆあん
えと
ゆあん
ゆあん
ゆあん
えと
ゆあん
えと
あの子に告白されたこと
私に気遣って言わないだけ?
それとも
ちょっとは心が揺れたの?
口を開くと
責める言葉が出てしまいそうで
えと
ゆあん
ゆあん
ゆあん
えと
ゆあん
体の向きを変え
私にしっかり向き合う
ゆあん
ゆあん
えと
ゆあん
ゆあん
えと
えと
ぎゅっと抱きしめてくれる
それでも
まだ気持ちは晴れない
私が彼女だって
言えたらいいのに
コメント
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それはもう言わなきゃッ☆
言っちゃおう!