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この
めるみか
放課後
今日は雨だった
窓を叩く雨音を聞きながら、みかさは鞄の中を慌てて探していた
みかさ
朝は晴れていたせいで、完全に忘れていた
どうしょう、と困っていると
めると
隣から静かな声がした
顔を見上げると、めるとが黒い傘を持ったままこちらを見ている
みかさ
めると
みかさ
めると
めるとはすこし呆れたように言う
でもその目はどこか優しかった
みさかが小さく笑う
みかさ
校門を出ると雨の匂いが広がっていた
傘は思ったより小さくて、自然ど距離が近くたる
肩が触れそうで、みかさは妙に緊張した
めると
めるとがぽつりと聞く
みかさ
慌てるみかさをみて、めるとは小さく吹き出した
めると
みかさ
めると
絶対信じてない顔だった
そのまま少し歩いたあと
めるとは何気ない声で言う
めると
みかさ
めると
雨音に混ざるくらい小さな声
だけど、みかさにはちゃんと聞こえていた
みかさ
胸が苦しくなるくらい嬉しい
みかさが言葉を返さずにいると、めるとは少しだけ照れたように前を向いた
めると
みかさ
めると
みかさ
そういった瞬間
めるとは数秒黙ってから、ふっと優しく笑った
めると
雨の帰り道
傘の下だけ、世界が少し特別に感じた
この
この
この
この
めるみか
コメント
2件
相合傘はこの世界の需要と供給である←何言ってんのこいつ