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アンタと2人きりで 、 こうして話すのは最後かもね

なんて前置きの無い言葉は

アンタの金で飲む 苦味を含んだ珈琲で流し込む

  

大ニュースと嬉しいニュースどっちが聞きたい?

  

まぁどっちも一緒だけど

巫山戯た私をツッコむように 大袈裟な溜息を吐く

私は見て見ぬ振りをする為に

不格好な口紅の付いた部分を 指先で撫でるように拭き取った

  

じゃあどっちも聞いてやんない

こうして冗談を入れてくるのは

変わらないアンタだと 再認識させた

  

私なんと 、彼氏が出来たの!

声量を調節するボリュームを

私は目盛り5つほど 間違えたらしい

目を丸くさせた筈のアンタは

口元に人差し指を立てていた 。

  

つい嬉しくてね 、ごめんて

必死に謝る私を 見下したように見ては 、

直ぐに目を伏せた 。

其の時のアンタの 感情はどう渦巻いているのか

さっぱり解らない 。

祝福なのか 、悔しさなのか

軽蔑なのか 、興味無いのか

其れ共 ____ ____ 私が好きだったのか

否最後の選択肢は無いかな

  

そう 、良かったじゃん

何時もより少し小さくなった声が 、

男の癖にか弱いような そんな気がしたの 。

  

何々 、私の新彼氏に負けたとか?

笑いを含ませた私の声が 此の場に流れて熔けた 。

数秒の沈黙が此処を包んだ

  

まぁそんな感じかもな

  

へ 、?

声がほんの少しばかり上擦った

  

好きだったんだよ

今度は私が沈黙を作り出した 。

強気でいた筈の 眉が下がる感覚がいた

  

遅いわ 、バーカ

吐き捨てるように呟いてやった

目の前にある 、 甘さが引き立つカフェラテを

喉の奥に詰め込んで 席を立とうとした 。

  

俺にすればいーのにな

私が店内から離れる事を 察知してはまた独り言のように

此の場に流した 。

  

アンタに泣いて縋ってたら貰ってよ

  

其れ迄待っておくわ

新彼氏と幸せに なりたくない訳じゃない

其れなのにアンタの 宝石のような瞳の奥が知りたいと

思っては惹かれてしまうの 。

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