ナレーター
朱莉(あかり)って名前です
真面目に高校デビューしようと奮闘しております!
見守っといてください!
真面目に高校デビューしようと奮闘しております!
見守っといてください!
なにか言う前に3秒数える、数えるぞ
朱莉
っしゃ、頑張るぞ
父親の教訓を頭に叩き込みながら、登校道を歩いている
男子高校生A
お前、まさかあかりか?
はっ 噂通り女々しいこったい
ちょっとツラ貸せよ
はっ 噂通り女々しいこったい
ちょっとツラ貸せよ
朱莉
人違いです
訴えますよ
訴えますよ
男子高校生A
そんなこと言うなって、
ワル同士の好だ
悪いようにはしないさ
ワル同士の好だ
悪いようにはしないさ
朱莉
だから、人違いですって
男子高校生A
へぇ、
噂通りの生意気っぷりだな
噂通りの生意気っぷりだな
朱莉
何言って、っつぅ
鈍器のようなもので背後から誰かに殴られた
男子高校生A
おっと、ここにいるのは俺だけとは言ってねえぞ?
両手を手を大袈裟に上にあげる
朱莉
うっっざ
朱莉
(僕はいつもそうだ)
(視野が狭くて、習っていた合気道だって悪用したせいで変な癖がついて使い物にならなくなってる)
(視野が狭くて、習っていた合気道だって悪用したせいで変な癖がついて使い物にならなくなってる)
朱莉
っ、(あーもー! 殴られた僕が悪いよ?悪いんだけどさぁ、)
意識が遠のく中、どうしたら相手を叩きのめすか、を何度も何度も思考している
朱莉
(なんで気づかないかなぁ、僕)
朱莉
(もっと、大きな体で、生まれ、たかったなぁ、最後まで文句ばっかでごめんね、母さん)
打ちどころが悪かったようで、意識は深い底へと、眠って行った
女性(母親)
あら、起きちゃった?
朱莉
(まぶし、なに、ここ)
女性(母親)
お父さんに似て、おめめが綺麗ねぇ
朱莉
(体が思うように動かない、は)
朱莉
(これまさか、いや、
普通に考えてありえなく無い?)
普通に考えてありえなく無い?)
女性(母親)
あらあら、どうしたの?お腹すいた?
朱莉
(まじかよ)
僕、転生してんじゃん
朱莉
(いやいやいやいや、まてまて、)
朱莉
うーーーー(まじでおもんない、あいつに殺されて転生とか、人生の汚点でしかない)
女性(母親)
これは、おトイレかしら、
メイドー!
来てちょうだい
メイドー!
来てちょうだい
朱莉
やっ(しかも赤子からとか、意識ある状態でかよ、まじでふざけんなし)
女性(母親)
違うのかしら、
目を見開く
朱莉
(まてよ、生まれ変わったってことは、)
ーー人生やり直せるってこと?
朱莉
きゃっ(初めからなのはいささか面倒だけど、これでちゃんと、ちゃんと生きられる)
女性(母親)
ほんとにおめめが綺麗
決めた、あなたの名前は
ーーーーシュウ
決めた、あなたの名前は
ーーーーシュウ
女性(母親)
よろしくね、シュウ
朱莉
(母親、だよな、)
朱莉
(照れくさいというかなんというか、
挨拶は苦手なんだけど)
うい
挨拶は苦手なんだけど)
うい






