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チョロ松

一松

おそ松

カラ松

そこからはもう

何も覚えていない

2人がいなくなった後

いや、病院に運ばれた後

俺とカラ松は家に帰った。

できることなら

一緒にいたかったけど

あんな姿の2人は見ていられなかったんだ。

家に帰ると手紙が2つ。

一言ずっと好きでしたって

書いてあった。

それを見たとたんさっきまで我慢してたいた

涙が溢れてきた。

本当にずるい。

こいつらは。

そんな気持ちと同時に

あいつらがこうなってしまった理由がなんとなくわかった。

あの日。俺たちが好きな人の話をしていた日。ドアの隙間から

絶望した一松の顔が見えた。 その後チョロ松も辛そうだった。

あの時俺たちが好きだって言えてたら未来は違ったんだと思う。

後悔してる。

そんなことを考えてると

電話がなった。

カラ松がいつもより低い声で

カラ松

はい、松野家次男松野カラ松です。

と、いつものような痛いセリフは言わず。ただそれだけ。

カラ松

ほんと、なのかぁ、?

カラ松

すぐ行く。

カラ松は冷静に答える。

すると電話が終わったのか

振り返って俺に言う。

カラ松

チョロ松と一松の意識が戻ったって…

びっくりした。声も出なかった。

おそ松

ほんと、なのかぁ、?

カラ松

あぁっ、

俺たちは同時に走りだした。

言いたいんだ!

好きだって!!

勢いよくドアを開けると

そこには泣いてぐちゃぐちゃな顔をした2人がいた。

チョロ松

おそ松兄さん、

一松

カラ松ッ、

おそ松

バカッ!お前らッ泣!

カラ松

心配しただろぉ?泣

カラ松

もうっいなくならないでッ泣

チョロ松

ごめん。

一松

ごめんね。

おそ松

チョロ松

カラ松

一松。

好きだッ!!

やっと言えた。

ずっと後悔してた。

本当はもっと早く伝えたかった。

僕も好きッ!!

2人はハモる。

ここから先は俺たちが。

最高の愛を。

愛してる。

俺と付き合ってほしい。

チョロ松と一松は顔を見合わせて照れくさそうに答えた。

よろしくお願いしますっ!

おそ松

っ~やったぁ!!

カラ松

怪我大丈夫か?

本当に良かった。

お前はいつから気づいていたんた?

2人が俺たちの事を好いてる事。

あの約束の事。

死のうとしてた事。

俺も気づいてはいたんだ。

だけどこれ以上話すのは

余計に傷つけてしまうと思ったんだ。

止められなくて本当にすまなかった。

でも、俺にはお前が初めから気づいてたように見えた。

俺よりずっと先に。

知っててあの話題をだしたんだろ?

"お前の本当に好きな人は?"って

死のうとしてた事も

約束の詳しい内容も。

全部知っていた。

そうだろ?

なぁ、何が目的だったんだ?

おそ松。

END

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コメント

4

ユーザー

最高だわ👍速度と色松はマジで最高、天才🎓

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