蒼
桃
本編スタート!
それから少し経つと、
桃
桃先輩はお盆にお粥を乗せて 部屋に帰ってきた
桃
蒼
桃先輩はベッドの横に椅子を 持ってくるとそこに腰をかけた
桃
桃先輩は心配そうにこちらを見つめる
蒼
スプーンを手に取りお粥をすくう
けどあまり手に力が入らずお粥が スプーンからこぼれ落ちてしまう
蒼
桃
すると桃先輩は僕の手からスプーンを奪い取りお粥をすくった
桃
お粥に息を吹きかけよく冷ましてから
スプーンを僕の口に向けてきた
蒼
桃
蒼
蒼
桃
蒼
正論を返されて言葉が詰まる
桃
蒼
桃
そう言いながら桃先輩はニヤリと笑う
蒼
どんどん顔が熱くなるのを感じる
桃
蒼
桃
蒼
口の中に温かくて優しい味が広がった
蒼
蒼
桃
桃先輩は得意げに笑う
それから僕は無心でお粥を食べた
体も心も温まって 優しく包み込まれるような感覚だった
蒼
桃
蒼
蒼
桃
蒼
桃
蒼
興味本位で聞いてみる
桃
蒼
桃
そう答えた桃先輩は どこか寂しそうな顔をした
蒼
桃
蒼
時計を見ると夜の7時をまわっていた
蒼
桃
桃
桃
桃先輩は僕の顔を見て、
桃
優しく微笑んだ
蒼
蒼
蒼
桃
そう言うと桃先輩は僕の家を後にした
蒼
最初は適当で大雑把な人 だと思ってたけど
意外と優しくて後輩想いで
他人のために頑張れる
そんな素敵な先輩なんだなと 改めて感じた
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!