krnw短編小説。 第三章。
kne
kzh
kne
ねぇ、kzh。
kzh
んー?
kne
kzhってさ、今までで僕に
似てる人に会った事ってあるの?
似てる人に会った事ってあるの?
kzh
お前に似てる奴?
kzh
あー。無いことは無いけど。
kne
けど?
kzh
覚えてねぇ。
kne
そっか。
kne
そうだよね。kzhもう何百年も
生きてるもんね。
生きてるもんね。
kzh
あぁ。
kzh
一人一人覚えらんねぇよ。
kne
じゃあ、僕が居なくなっても
何年かしたら忘れちゃうか。笑
何年かしたら忘れちゃうか。笑
kzh
あー、お前は覚えてんじゃね?
kne
なんで?
kzh
まぁ、今まで関わってる人間で
一番仲良いし。
一番仲良いし。
kne
ふーん。
kzh
なんだよ。
kne
いーや。じゃあ、覚えててよね。
kne
無理だろうけど。笑
kzh
そこまで言うなら、意地でも
覚えててやるよ。
覚えててやるよ。
kne
ふふっ。
kne
今回はいつまで覚えてられるかな。
kzh。
kzh。
kzh
なんか言ったか?
kne
んーん。何もないよ。
kne
ばいばい。kzh。
kzh
kne?
kne
また会いに来るから。
kne
覚えててよ?笑
kzh
は、お前なに言って。
kne
じゃーね。
kzhがいくら頑張っても 僕の事は覚えてはいられないよ。
kzh
はっ?
kne
kーzh!
kne
久しぶり。って覚えてな
kzh
kne…?
kne
へっ?なんで覚えて
kzh
お前!
kzh
急に居なくなんじゃねぇよ。
kne
kzh。僕の事覚えてるの?
kzh
覚えてんに決まってんだろ。
kne
な、んで?
kne
僕が消えたら葛葉の記憶から、僕の記憶は無くなるはずじゃ!
kzh
やっぱり。
kne
へ?
kzh
お前が消える直前に言ってた事がどーしても気になって、
kzh
魔界に行って調べてきたんだ。
kzh
そしたら。
kzh
契約説明の本に載ってたんだ。
kne
そっか。バレちゃったかぁ。
kzh
お前。やっぱり。
kne
そうだよ。
kne
僕が契約したのは。
kne
自分が近くから消えて数日たったら相手の記憶から自分が消える。
kne
そしてこの契約は。
天使にしか契約出来ない。