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教室の真ん中の黒板にデカデカと「卒業おめでとう!」と書かれている。 3月23日 今日は忘れもしないわたしの最後の中学生の日だ。
松井
未来莉
女子生徒a
男子生徒b
みんなはもらい泣きしながら頷いたりしている。しかし,わたしにはなにも悲しいとかそんな感情は湧かなかった。
むしろ,会わなくてせいぜいする。
未来莉
心底軽蔑した。
未来莉
そうこうしているうちに卒業式は終わった。
セナ
梓
今日夏
未来莉
セナ
今日夏
未来莉
今日夏
梓
今日夏
梓
未来莉
よくないです
セナ
今日夏
未来莉
梓
今日夏
未来莉
未来莉
梓
セナ
未来莉
校庭にて
校庭には卒業生とその家族がたくさん溢れ出ていた。 その中にはb組の一軍女子,蜂屋麗とその取り巻きたちがキンキン声で話しながら写真を撮っている
麗
麗
未来莉
華
華
未来莉
麗
華
麗
萌乃
未来莉
麗
麗
未来莉
未来莉
萌乃
華
麗
麗
未来莉
麗
華
萌乃
未来莉
未来莉
麗
麗
華
学校近くの展望台にて
未来莉
未来莉
未来莉
未来莉
見下ろすと桜が満開で私が通っていた小学校,中学校を含む建物がずらりと並んでいた。
一見すると綺麗だが,わたしの目の中では,灰色のように見えていた。
未来莉
わたしは,ふとこれまでのことを思い出していた
2024年10月11日
麗
華
萌乃
梓
セナ
今日夏
松井
松井
ザワザワ...。
麗
松井
華
未来莉
松井
数日後...。
未来莉
未来莉
シーン...。
未来莉
麗
華
今日夏
梓
未来莉
未来莉
未来莉
やがてすぐにいじめに発展したのは言うまでもなかった。
未来莉
未来莉
未来莉
未来莉
こんなことになるぐらいだったらせめて...。
未来莉
未来莉
不意に変なことを考えていた自分がアホらしくなる。
未来莉
そうして踵を返そうとすると
ドンっっ!!
未来莉
次の瞬間,体が宙を浮いたかと思うといきなり真っ逆さまに落ちてしまった。
未来莉
ここは5階くらいの高さなので仮に生きていたとしても大怪我を負う
未来莉
わたしの人生,こんな終わり方で終止符打つの!?
未来莉
未来莉
未来莉
地面に叩きつけられる瞬間,私は気を失ってしまった。
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