此は創作物です.お名前をお借りしているだけで,実際の人物,団体には一切関係がありません. 折伽羅が出ます.ご了承を. 神和◯◯年桜魔,皇都のとある幼稚園. “せんせー‼︎なんかおはなししてー‼︎ ” {はーい,何のお話にする? 僕が決めていい? } 僕は瑠璃,この幼稚園で働く新人の幼稚園教論.新人なのに子供達には結構気にいられてるらしい. 僕の話を聞いてくれる人が沢山居る. さて,今日はどんな話をしようか. {そうだ,此の桜魔に住む奇妙な神様と魔の話をしようか.} そう,此処は禍祓から派生した幼稚園.なので将来有望な子ばかりだ.だからこう言う話の方が喜ばれる.そして今から話す内容は僕が禍祓に居た時に先輩から聞いたお話だ. そう.僕は元々祓魔師だったのだ.まあ其の話は置いておいて, 僕は話を始めた. 神和がまだ,一桁だった頃,祓魔師,官史,研究科のそれぞれの分野で主席だった人同士が集まった,この桜魔の最初で最後の最強3人組と呼ばれた方達が居た.君達が禍祓に見学行った時に見た大量のトロフィーがあったよね,あれはそのうちの祓魔師の方のが殆どを占めてるんだよ. あ,そう,そこの子正解.VΔLZの方達だよ. さて,本題に行こうか. その官史は普通の官史の方が喋れない神とも話せた.しかし,神と話し過ぎた,今すぐにでも神になりそうだったのを祓魔師と研究員で現世に繋ぎ止めていた. その研究員は皆が研究出来ない様な強い魔も研究出来た.しかし,魔を研究し過ぎた.魔に飲み込まれそうになるのを祓魔師と官史で祓っていた. その祓魔師は技術に長けていた.そして負の感情を抑え込んでいた.其れは其れは,祓魔師として完璧な程に.しかし,魔を切り過ぎた.己の中に住む魔を自覚出来なかった.そして負の感情が制御出来なくなったのを官史と研究員で慰めていた. 3人は支え合って過ごしていた. 其れでも,そんな不安定な生活など,終わりはいつか来る. 最初は官史が,2人の努力も虚しく,神格に昇ってしまった. 其れに続くかの様に研究員は官史を失ってしまったショックからか,心に隙間ができた.その心の隙間に強い魔が入り,魔となってしまった. そして,祓魔師は研究員の中に入ってしまった,その魔だけを祓おうとした.また皆で笑える日を願って, 其れでも,神格に昇ってしまった者はもう人間には戻れないし,魔に取り込まれてしまった者の魔だけを祓うのもとても難しい. 其れでも祓魔師は懸命に戦った. けれども,過去の親友に愛刀は刺せなかった.何故なら,人格は魔でも,体は親友だからだ. ようやく刺せたが,矢張り,致命傷は外してしまっていた. 一本は手に,そしてもう一本は脇腹に そして親友の手は自身の腹を貫いていた. 途端に口と腹から溢れる血が,もう自分は助からない,と思うほどの致命傷と言うことを物語っていた. そして祓魔師は元研究員に話しかけられた. その言葉を聞いた瞬間,祓魔師は目を見開き,己の内から溢れてくる黒いモヤに困惑を隠せなかったが,其れは徐々にに自らの体を飲み込んで,主人格はとうとう別人格,と言う名の魔に乗っ取られてしまった. でも,まだ魔としては弱い元祓魔師は全くと言って良いほど傷が治らない.なので元研究員は労る様に本来治るはずの傷を疑いもせずに治し始めた. その時,手に刺さった刀が邪魔だったが,取らなかった,と言われている. 其れが何故かはその元研究員のみぞ知ることである. 2人が魔になった事を知ってしまった元官史は,直様現世へ降り,2人を探した. 2人は案外すぐ見つかったが,その時元官史が見たのは瀕死の魔を治療する魔,と言う奇妙な光景だった.が,其れがすぐ2人と分かったのは昔からの付き合いだからだろうか. 元官史は元研究員を手伝い始めた.其こそ神の力で, そんな事をするのは御法度だと分かっているのだが,神から堕ちるのと,親友を天秤にかけると,思わず親友を取ってしまったのである. そしてその神は神から堕ち,邪神となったのだ. 2人の努力があってからか,暫くして元祓魔師は目覚めた.でも,体が小さくなりそして,性格其の物が元の明るい彼を逆転させたみたいにがらりと変わってしまっていた. 2人は其れを何も思わず受け止めた. 其れどころか,このまま戻っても,祓魔されるだけだから,3人でまた支え合いながら過ごそうか,と元研究員が提案したくらいである. 2人は賛成した. 元官史の家ならば皇都の禍祓からも離れているのでそんなに早く見つかる事は無いだろう.と言う考えで3人はまた仲良く支え合いながら暮らし始めたとさ… {おしまい,…そうそう,3人は魔と神だから当時のままの姿で過ごしてる.まぁ元祓魔師様と元研究者様は祓われたら終わりだけど…だけど皆が祓魔師になっても祓わない様にね,あの3人,誰かの怨みを買ったら其の時点で終わるから.分かった?} “はーい‼︎” {わー皆偉いねぇ,じゃあお外で遊んでおいで.} “はーい!るりせんせいありがとー!” {また話して欲しい時は言ってねー!} “うん‼︎” {…VΔLZの方達は今何をしているんだろう…} ーーーーーーーーーーーーーーー 神和◯◯年同日,桜魔???の家 「…って話があるんだッて,阯、螢ォ繧阪≧知ってタ?」 [ううん,全然知らない.] 「だヨね.僕も知らなかッた.」 [まぁ事実と違うから,ねぇ?譎ッ縺上sが一番外れてるよ.] 「そうダよ.譎ッは“魔”にはなってなイ.乗っ取られたってよりハ半分半分になっただけだもンね.」 [そうそう.あ,そろそろ譎ッ縺上s起きて来る頃じャない?] 「ン,ほんとダ.」 [今日は何方が表だろ,] 「分かんナい.まァ何方でも譎ッは譎ッだカら.] [そうだね.] ガチャッ 『おはよ! 繝上Ν,縺ィ繝シ縺倥m,』 ーーーーーーーーーーーーーーー 設定 長尾景 言い伝えでは完全に魔に飲み込まれた,と書かれているが,実際は半々.なので本来魔にある機能があったり無かったりする. 日にち毎の気分によってぼくくんが出て来るか,本来の長尾が出てくるかが決まる. ただ,一度ぼくくんに全て乗っ取られたため,体が二回りほど小さくなっている. 弦月藤士郎 言い伝えでは神から堕ちて邪神になった,と書かれているが,実際は殆ど魔に近くなっている. 其れでも神の力は多少使えるので,回復系の術がとても得意. 甲斐田晴 言い伝えでは魔となった,と書かれているが,実際は魔と前の人格がごちゃ混ぜになった状態なので完璧な魔では無い. ただ運動神経が少し良くなり,戦える様になった. ーーーーーーーーーーー どうも主です.好評でしたら続編で魔になったVΔLZの続編書きます. 後々ぴくにもあげる予定です.
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