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…よし、ここでええか。
天乃 華奈
あの、話って何ですか…?
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あぁ、ずっと悲しそうな顔しとったからなんか抱え込んどるんかな〜って思ってな。
天乃 華奈
あ、えっと…
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お、図星か?
天乃 華奈
まぁ…そうですね…
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天乃ちゃんが他の人に話してええって言うまで他には話さんから、聞いてもええか…?
天乃 華奈
それなら…話します…
天乃 華奈
私は姉として、どうすればいいかが…
天乃 華奈
わかりません…。
天乃 華奈
…私の悩みは、今、妹が幸せなのか…です…。
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…幸せ?
天乃 華奈
はい。家出して本当に良かったのか。
私が無理やり家出しようと連れて行ってしまったんじゃないかって…
私が無理やり家出しようと連れて行ってしまったんじゃないかって…
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…。
天乃 華奈
私の親は、妹と私で態度が全然違ったんです…。
天乃 華奈
そして学校でも妹は比べられ、虐められていました…。
天乃 華奈
いつも私と妹は比べられていました…。
天乃 華奈
私はお母さんに優しくされていました。
天乃 華奈
でも妹には無能と言ったり、ご飯をあげなかったり、出て行けとお母さんはいつも妹に言ってました。
天乃 華奈
妹は学校でも、無能、役立たず、本当に姉妹なの?
とか…
とか…
天乃 華奈
だから、私が妹に『なにかやりたいことはない?』って聞いたんです。
天乃 華奈
妹を助けたかったんです。
少しでも力になりたかった…。
少しでも力になりたかった…。
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…、、、
天乃 華奈
聞いたら、妹は泣きながら『家出したい』と言ってくれたんです。
天乃 華奈
だから私は協力したい。
妹を助けたいから一緒に着いて行ったんです。
妹を助けたいから一緒に着いて行ったんです。
天乃 華奈
遠くに行こうと電車に乗ったり、色々準備したり…
天乃 華奈
そして、今に至ります。
天乃 華奈
妹はいつも比べられて辛そうだった。
天乃 華奈
妹には幸せになって欲しい。
天乃 華奈
だけど、私は何をすればいいかがわからないんです…。
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…なるほどな。
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…2人とも辛かったやな。
天乃 華奈
…はい…( ; ; )
天乃 華奈
あ、泣いてしまってすみません…(泣)
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…全然ええんやで。
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2人ともまだ幼いのによう頑張ったなぁ。
ナデナデ(天乃を撫でる)
ナデナデ(天乃を撫でる)
天乃 華奈
…うう…すみません…(泣)
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謝らなくてええで。気が済むまで泣いてええで。
俺が隣にいたるから。
俺が隣にいたるから。
天乃 華奈
…ありがとうございます…
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…ナデナデ(この子、まだ子供なのに凄い大人びてるなぁ…。)
数十分後…
天乃 華奈
すみません…。
話を聞いてくれてありがとうございました🙇♀️
話を聞いてくれてありがとうございました🙇♀️
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全然ええで。
さっきの話、他の人には黙っとるな。
さっきの話、他の人には黙っとるな。
天乃 華奈
はい…ありがとうございます。
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ほなそろそろ戻ろか。
天乃 華奈
はい!!
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…(さっきよりは顔明るなっててよかった…。)