ち ゅ ~ い !! ◽ 過激表現 🐜 ◽ えせ方言 ◽ 完全フィクション
薄暗い 院内で 紅い光が 静かに輝く
時刻は 既に 深夜のようだ
大都会の 静まり返った 院内
ランプの 向かいで 一人 灯りが消えるのを 待つ
ただ灯り続ける それに
焦らされているような 、 弄ばれているような 気 さえする
ここに来て 何時間 経ったのだろう
もう 時間感覚は 残っていない
神経も くたびれて
正直 今すぐにでも 休みたい
だけど 、 そうはいかない
休んでる場合じゃない 。
… 矛盾してるけど 、 今は 目を閉じたって 休まる気がしない
横になっても 疲れがとれる気がしなかった
俺の耳に 鈍く 、 重い 音が 轟いた のは
紅い光が消えたときだった
扉の奥から 白衣を纏った方が 大勢 出てきた
俺は一人一人に
「 お疲れ様です 」
「 有難う御座いました 」
… 等と お礼の言葉を 差し出した
忙しいのか 、 そんなこと気にせず 頷くと 小走りで 何処かへ 行ってしまう
その 素っ気ない 態度に 、 待ちきれなかった結果を 悟る
無意識に身体が強張る
そんな中 、 一人が 俺の名前を呼んだ
.
青 .
俺の脈が
鼓動が
今日は一段と よく聞こえた
桃 .
赤 .
桃 .
水 .
目の前に 横たわる 彼らの姿が映る
予想もしていなかった 展開に 俺の脳は すぐに 対応 できなかった
桃 .
ただ ひたすらに
声になっているのか わからないような 掠れた音をだす
何故 彼らは 倒れているのだろうか
何があったのだろうか
そんな疑問を 押し殺すように 紅い液体が 瞳に映り 、 俺を焦らさせる
桃 .
桃 .
桃 .
近くに駆け寄り 呼び掛けるが 返事がない
桃 .
何も応えてくれない いむに 怒りが 湧いてくる
桃 .
ふいに 、 顔をあげた
口にして まさかと 思った
嫌々 りうらの手を覗いた
桃 .
桃 .
りうらの手には ナイフがあった
血塗れのナイフが
桃 .
再び 、 いむを見る
うつ伏せていて 顔は見えないけど 苦しんでいる顔が 目に浮かぶ
桃 .
ピー ポー ピー ポー [ 🚑
救急車が近くに いるようだ
サイレン音が 響く 部屋で 俺は タオルを握った
コメント
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てるちー!!! てるちの作品にお邪魔します🎶 ︎︎ 赤くんが水くんのこと×したのかな…桃くんが必死に呼び掛けてるところとか切なすぎて泣ける😭😭 マジ神作すぎる🥹︎🫶🏻️💕︎