数ヶ月前、 推薦入試時───
夜嵐イナサ
夜嵐くんはソワソワした 様子で私たちに話しかけてきた。
その時の夜嵐くんは 愛想も良くて。
でも私と焦凍は…
轟焦凍
轟冷花
あの時の私たちは、 周りを見る余裕もなかった。
言い訳になってしまうけど、 焦っていた。
夜嵐イナサ
夜嵐イナサ
轟焦凍
轟焦凍
焦凍の炎が心と連動して 揺らめく。
夜嵐イナサ
夜嵐イナサ
轟冷花
轟冷花
夜嵐イナサ
夜嵐イナサ
轟冷花
轟冷花
轟冷花
セメントガンを避けながら ヘイルストーンを放つ。
が、夜嵐くんの風で 氷雨が飛び散ってしまった。
轟冷花
轟冷花
鼻がツンとして 目の前が歪む。
違う、 泣きたいわけじゃない。
私は昔から 滅多に泣かないのに…。
轟冷花
私のヘイルストーンと 焦凍の炎、夜嵐くんの風が
一度に放たれて 軌道を変えて吹き付ける。
夜嵐イナサ
轟焦凍
轟冷花
緑谷出久
風に飛ばされた炎が 動けない真堂先輩の方へ舞う。
そこに緑谷くんが駆けつけ、 炎外に連れて行った。
緑谷出久
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