WT BL

きりやんside

見たことない白い天井

起き上がると消毒のような匂いがツンとする。

ここは…病院？

そしたら 白衣を着た人が来た。

多分医師だろう。

俺は記憶喪失らしい

医師にそう言われた。

状況整理をしていると

と言って駆け寄ってきた

片目の隠れた パンダのパーカーをきた人

誰だろう。思い出せない。

一瞬だけど顔が 曇ったような気がした。

呼び捨てで呼んでやると ﾊﾟｧｧｯと顔を明るくさせた

念のため 数日間入院させられたが その入院中もなかむが 来てくれたから 暇にはならなかった。

そして次の日

俺は なかむの家を知らないから 白尾公園で 待ち合わせをして なかむの家に行った

それからは 他愛もない話をしたり ゲームをした

あ…そういえば

場所知らないじゃん…

俺は用を済ませて なかむの居るリビングに 帰ろうとしていた

だが ｢入っちゃダメ｣と 言われたら 気になってしまうのが 人間のさだなのかも しれない

ガチャッ

そこには 俺の写真がびっしりあった

自分でもｻｧｧｧｯと血の気が 引いていくのが分かった

その時 ｶﾞｶﾞｯと全ての記憶が よみがえってきた

なかむ…こいつは

俺の親友なんかじゃない…

ストーカーだ…

スタスタと こっちに寄ってくる

スタンガン?!いつの間に…

やば…い…意識が…

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