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大須賀さくら

最高だった…

青山航

超よかった…

中村悠哉

かっこよかったなー

語彙力が喪失しているが、多幸感に包まれた顔をしたさくらと青山の横を悠也が歩いていた。

大須賀さくら

楽しかったー

青山航

明日も楽しみだね

大須賀さくら

うん!早く明日にならないかなー

中村悠哉

明日誰見たいんだっけ

大須賀さくら

うーんと、miwaとSPYAIRとそれからドロスかな、さユりも見たいかも

中村悠哉

さユり?

青山航

知らないの?フラレガイガールとか

大須賀さくら

私もそれくらいしか知らないけど見たい

3人でクロークまで歩いてそれぞれで荷物を持つ。

中村悠哉

夜どうする?食べて帰る?

大須賀さくら

できれば食べて帰りたい

青山航

俺はいい

大須賀さくら

えっ?

3人で行くと思ったのにとさくらはびっくりしてしまった。

青山航

明日に備えて早く寝たい

大須賀さくら

そう…

中村悠哉

じゃあ、大須賀さんは行こう

大須賀さくら

うん

青山と駅で別れたさくらと悠哉は二人で駅から一番近いうどん屋に入ることにした。

大須賀さくら

ていうか、青山くんって逆方向だったんだね

中村悠哉

そう、だから帰る方向ちょっと違うんだよ

大須賀さくら

だからか…

さくらは青山が遠慮したことに納得していた。駅の出口は一緒だがそこで歩く方向がもう別になってしまう。

さくらと悠哉のように帰る方向がほとんど同じなら一緒に食べたかもしれないが、別なら確かにめんどくさいだろう。

中村悠哉

ところで大須賀さん

大須賀さくら

うん?

中村悠哉

チケットのリストバンド一番細くしないの?

大須賀さくら

えーっと…実は最初に止める時に失敗しちゃって…

中村悠哉

なんでそこで一番細くしないんだよ!
腕ほっそいんだからさぁ!

大須賀さくら

なんとなくで止めちゃった

中村悠哉

落とさないようにね!

大須賀さくら

うん…

「腕が細い」は確かにそうだ。さくらは上半身が太りにくいのか、脚やお腹に悩むことはあっても腕には悩みがほとんどない。腕だけでなく手首もすごく細い。

それからはいつも通りさくらと悠哉は並んで二人で帰り道を歩いて帰宅した。

そして翌日の朝、さくらが駅に向かうと二人がもう着いていた。

大須賀さくら

おはよう
ごめん、待った?

中村悠哉

ううん

青山航

全然待ってない

大須賀さくら

本当?よかった

青山航

じゃあ行こ

大須賀さくら

うん

中村悠哉

あぁ

そして3人は昨日と同じように並んで歩き始めた。

青山航

そういえばなんで昨日中村がコーチジャケット着てたの?

中村悠哉

大須賀さんから借りた

大須賀さくら

中村くんが寒かったらしくて貸した

青山航

女子から借りるなよお前…

大須賀さくら

でも私は寒くなかったし大丈夫だったから
中村くん似合ってたし

青山航

えっ、大須賀さんも似合ってたよ?

大須賀さくら

えっ、本当?ありがとう

中村悠哉

俺も今日は防寒してきた

大須賀さくら

CDJほぼ屋内だけどね…

会場に着いて、まず3人は売店に寄った。

大須賀さくら

私あったかいココア欲しいかも…

中村悠哉

俺も飲み物買うわ

青山航

中村!お前大須賀さんにココアくらい買ってやれよ!

大須賀さくら

なんで⁉︎

実はさくらは奢られるのが苦手だ。気にしなくていいと言われるが気にする。それに対する見返りを見出さないと気分が良くない。

大須賀さくら

いいよいいよ、中村くん

中村悠哉

逆にいいよそのくらいは
昨日のコーチジャケットのお礼

大須賀さくら

ええ…
ありがとう

さくらは一瞬躊躇ったがそういうことならと素直にココアを受け取ることにした。

そしてクロークに荷物を預けている時のことだった。

大須賀さくら

何してんの…

中村悠哉

しーっ

青山が首に巻いていたタオルを悠也がこっそり盗って巻いていた。

青山が荷物を入れ終わって顔をあげた。

青山航

あれ?俺のタオル…

大須賀さくら

中村くんに盗まれてるよ

青山航

お前!それ俺の!

青山がタオルを取りかえし首に巻いた。 全く悪びれることなく悠也がつぶやく。

中村悠哉

首になんかあるとあったかいな…

大須賀さくら

首あったかいと全身あったまるからねー

中村悠哉

だから大須賀さんはいつもマフラーしてるの?

大須賀さくら

そうだよー

中村悠哉

誕生日マフラーもらおうかな…

大須賀さくら

え…誕生日2月21日だよね?
もらうには遅くない?

中村悠哉

そうかなぁ…

大須賀さくら

あ、じゃあ、私がマフラーあげるよ!
1月中に誕生日プレゼントととして

中村悠哉

本当?やったー

大須賀さくら

あとでどういうのが欲しいか教えて…
あれ?青山くんは?

中村悠哉

あ、あそこだ

気づいた時には青山は二人のはるか先を歩いていた。

中村悠哉

…俺たちはゆっくり行くか

大須賀さくら

そうね…

昨日の時点である程度予想はできていたがやはり青山は先に見に行ってしまった。

大須賀さくら

もうほんっとにSPYAIRかっこよすぎない?
びっくりしちゃったんだけど!興奮がおさまらない!

中村悠哉

な!SPYAIRめっちゃかっこよかったな!

SPYAIRまで見てからさくらと悠哉は興奮が冷めやらぬままご飯を食べるところに移動した。

なんとなく見たSPYAIRだったが期待を遥かに超えるかっこよさでさくらはもうキャパオーバーだった。

そして、その興奮を持ち越してしまいさくらは普段ならしないことをしてしまった。

大須賀さくら

(なんで私かも肉そば買ったんだ…?)

昨日普通の量食べられないからと避けたかも肉そばをなぜか買ってしまった。

大須賀さくら

(食べられなかったらその時はその時だな)

さくらは諦めて、かも肉そばを啜った。悠哉は今日はラーメンを食べている。

そしてさらに驚くことが起こる。

大須賀さくら

…食べられちゃった

中村悠哉

よかったじゃん

普段のライブやフェスなら絶対完食できないかも肉そばを気づいたら完食していた。

大須賀さくら

(もしかしたら悠哉くんといるからいつもより普段に近いのかもしれないなぁ)

そしてさくらはSPYAIRについてきた投稿に来たリプライを見て一瞬で動きが停止した。

大須賀さくら

SPYAIRかっこよすぎなにごと

どこにいますかー?せっかくなんで

大須賀さくら

今はご飯食べるところにいますー

じゃあ、そっち向かいます!

大須賀さくら

…悠哉くん

中村悠哉

ん?

大須賀さくら

今からここにわたしの好きだった人来るかも

中村悠哉

え?本当⁉︎まじで⁉︎
見たい見たい!ここ呼んで!

大須賀さくら

楽しそうだね…

あまりにも悠哉が面白がっているのでさくらはそこで零を待つことにした。

片想いでも恋だと思いたかった

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