/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
イッカク
お話って何？
イッカク
煽りにでも来たの？
マロン
ま、まぁまぁ、
ライ
私はそんなに性格悪く見えますか
イッカク
簡単に裏切るんだもの
イッカク
そう見えたって仕方ないわ
ライ
……騙されたのはそっちじゃないですか…
イッカク
え？
ライ
……
マロン
まぁまぁ…
シャチ
イッカク、落ち着けって
イッカク
…この状況、どうみたってそうにしか見えないじゃない
シャチ
ま、まぁ、それはそうだけどさ…
ペンギン
………さっき、
ペンギン
話をしに来たって言ってたよな
ライ
はい
マロン
…………………
マロン
……ライさん…
マロン
別に悪いことは何も考えてないみたいですよ
シャチ
え？
マロン
ライさんにも事情があるみたいですし
イッカク
事情って…
イッカク
マロン、何か知ってるの？
マロン
……
ライ
……
ライ
やっぱり
ライ
能力者かなにか？
マロン
…そうだよ
シャチ
え？！
シャチ
マロンちゃん、人が何考えてるかわかんの?!
ペンギン
そういう能力でもあるのか！
イッカク
え？でも今……
マロン
多少は使えます
マロン
海楼石も少ししか入っていないようなので
イッカク
そうだったんだ…
マロン
言わないでごめんなさい…
ペンギン
いやいいよ
ペンギン
それより
ペンギン
事情って？
ライ
…
ライ
………母さんが…
ライ
…彼奴らに殺されたんだ
イッカク
………え？
シャチ
ん？
シャチ
まって、じゃぁなんで彼奴らの味方なの？
ライ
…脅されてるんだ
ライ
「俺達の言う事聞かねェとお前の親父も殺すぞ」って
ライ
彼奴らは人を小物のように扱うんだ
ライ
この島の人達も何人も殺されてて
ライ
父さんを守るために言うことを聞いてるんだ
ライ
だから本当はあんなことしたくなかった
ライ
できればあの場で殺したかった
マロン
…………
ペンギン
………なるほどな
シャチ
じゃぁ、彼奴ら殺ればいいんだな？
ライ
…うん
マロン
私達も協力するよ
ライ
…………いいの？
マロン
うん
シャチ
つーか今まで手伝ってはいたんだけどな…
イッカク
…ごめんね…勘違いしちゃって…
ライ
いや！いいですよ
ライ
こっちも悪かったし…
ペンギン
そんじゃ、この手錠外してくんね？
ライ
はい！
ペンギン
よし、全員外せたな？
イッカク
ええ
シャチ
外したぞ〜
マロン
はい！
ライ
外しました
ペンギン
そんじゃ、
ペンギン
ちょっくら殺りますか！
全員
おう!!／うん!!
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページ
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
