悪女が変愛して何が悪い。

あーもうこうゆうやつが１番面倒くせぇ 適当に返事しとくか

やっぱり言動がやけに大人びてる。 引っかかっていたんだ。ずっと

まあ、恐らく

こいつは俺と同じ転生者。 小説に何らかの理由で転生してきたもの。

前、精霊がついていった時も、 おかしい言動を言っていた

そして、何よりおかしいのは、 悪女のくせに強すぎる。

タタタタタ((モブ子が去っていく

本当に一緒にやりたいわけではないが。 これはチャンスだと思う。

そう。聞いてみるチャンスだ。

ﾎﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞっ!!!!!!!!

音と共に気がついたら、周りが何も見えないくらいに 真っ黒の煙で部屋を覆っていた。

皆((キャー！？なにっ！？

遠くから皆の声がする…

突先にミヤを探した。 なぜだか分からないけれど、本能がそう言っていた。 この煙は、危険だ。

ミヤだけでも助けないといけないと。

ガシッ！((ミヤの手を掴む

ミヤの咳が酷くなってきてる、！まずい… このままじゃ動けなくなるかもしれない…

|彡ｻｯ!!((ミヤをお姫様抱っこする

勘だけを頼りにして進むしか、

やっちまった…抱っこしてて手がふさがって…

ガンッガンッガンッ((強くドアを蹴る

駄目だ…目眩が…して…きて、……

誰か…、

誰か…！

誰か助けて!!!!