テラーノベル
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この町にある 大きくて立派な木の下
ここで 「あなたに会いたい」と強く願うと
その人がいた頃に戻れるんだって
昔からそう言われているんだ
冷たい風が勢い良くこちらに吹いて 風が通る音がする
目を開けると貴方はその人がいた頃
過去に戻っているよ
過去に戻れるからと言って
自分は未来からここに来たと 言ってはいけなよ
言ってしまったらすぐ現在に戻される
過去に行っている間は 現在の貴方は偽物の貴方と入れ替わるよ
時は止まらないから戻ってきた時びっくりするよ
過去に行っている間も現在は時が進むから勝手に知らないことが進んでいるの
嘘みたいな話だよね
本当かはわからないよ
とても素敵な
魔法
自分よりも生きてほしい人
大好きな人
その人にぜひ会ってみてください
今日は暖かくて歩いていて気持ちがいい
とても春らしい
のろのろと歩きながらあくびをする
あーなんて幸せなんだろうと 少しカッコつけたことを考えた
後から少し恥ずかしくなってくる
すると
青
と君が後ろからひょっこり出てきた
俺と同じく眠そうだ
その場にいるだけでパッと明るくなるような君は
何か特別なものを持っている気がする
今日も君と学校に足を運ぶ
君が隣にいると
重い足取りがなんだか軽くなった気がした
『明日、美味しいご飯を食べて』
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