愛由
なっ、ななな..!?
愛由
なんでここにッ...!?
千冬
あっ...実は,倒れちゃって
あっやべ...目線合わせられねぇ、
千冬
それで、声が聞こえてからッ、話、かけちゃいました、
おい落ち着け俺
愛由
...へ、へぇ、
愛由
全部...聞いてたの?
千冬
は、はい...
愛由
...。
千冬
...、
さらに気まずくなっちまった...
馬鹿だ、、何してんだ俺...
千冬
...あ、あの、
千冬
俺が何したかわかんないスけど、
千冬
愛由さんが傷つく事言ってたなら...
千冬
ほんと、すいませんでした、
愛由
...いいよ、そんなの。
愛由
あの時は感情的になって言っただけだし、
愛由
...私も、ごめん、
千冬
...!
あれ...許して、もらえた?
愛由
じゃあ私教室戻るね、
千冬
...ぇあ、待ってください!
愛由
え?
千冬
さっき、俺が愛由さんの事嫌いになったとか...
千冬
愛由さん自分で言ってましたよね、
愛由
...、
千冬
嫌いになったとか、一言も言ってないっスよ、
千冬
だから........だからッ、
千冬
そんなに自分を.....
ガラッ
愛由
⁉︎
千冬
⁈
保健室の先生
ん?お前ら友達だったの?
愛由
え?あ、いえ、あ、嘘、そ、そうです、
保健室の先生
偶然だな〜
保健室の先生
あ、また体調良くなったら戻っていいぞ
千冬
あ、はい、
愛由
わかりました、
あの後、千冬に会うことは無く、言いかけた事は気になりつつも_
家に帰宅した。
愛由
...何あれ、
愛由
嫌いじゃないって、どういう...
愛由
まぁでも、本当に効果あったんだな、
愛由
最初は私が気持ち悪いくらいにグイグイ行ってたけど
愛由
ピタリとやめたら相手の方がおかしくなったし、
愛由
さっきも"嫌いとは言ってない"とか言ってたしな、
愛由
こうやって千冬と無視される事も無く接させるって、...
愛由
最初の方の事思い出すと考えられないなぁ、なんて、
愛由
.....もしかしたら千冬、私のこと好きだったりして....
愛由
...ん、またメールか、
携帯を開くとケチわんわんイヌピーから一つの連絡が来ていた。