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予告などは見ていただけましたでしょうか!

もっと皆さんを感動させられるような作品にしたいと思っています!

気付くと、夜になっていた

元貴

滉兄…、

喘息の薬を今持ってはいない

滉兄にも言ってない、

夜は咳が酷く、薬を飲まないと止まらないんだ

元貴

げほッげほッ…

滉斗

元貴君…、?

元貴

薬…ッげほッげほッ…

元貴

ぅ”…ッ吐きそう…ッ泣

滉斗

吐きそう…、?ちょっと待って…!

咳の勢いで、戻しそうになる時があるんだ

滉斗

袋、!(渡

元貴

ありがと…ッ泣

元貴

おぇ”…ッ

元貴

ふぅ…ッ泣

元貴

げほッ…

滉斗

大丈夫、?

元貴

苦しいよ…ッ泣

滉斗

元貴君…?

元貴

薬…ッ泣

そうだ、何時でも呼吸が苦しくなった時用に兄ちゃんが薬をポケットに入れてくれてた、

元貴

…ッ(飲

滉斗

大丈夫、?どうしたの、

元貴

ごめんなさい…言ってなかったんだけど…、

滉斗

うん、

元貴

実は喘息持ちで…

滉斗

そうだったんだ、

元貴

薬を買ってきて欲しい…です…

滉斗

全然いいよ、

滉斗

どの薬?

元貴

これと同じやつで…(薬見せ

滉斗

OK…行ってくる、

元貴

あ、いや、待って…、!

滉斗

どうしたの…?

元貴

ううん…、大丈夫、行ってきて、

僕は何を言おうと…

滉斗

そっか、

滉斗

じゃ…行ってきます、

そうだ僕が言いたかったのは…

必ず帰ってきてね…だった。

1階に行ってみようと、好奇心が勝って

恐る恐ると階段を降りて行った

元貴

ん…、?

元貴

部屋…すっごく綺麗…、

元貴

何これ…

僕は額縁に入れてあった写真をじっくりと見つめた

元貴

滉兄…、?

それは、滉兄と…、

あの話に出てきた大親友…、?

元貴

本当に仲良かったんだ…

肩を組みながら笑顔でこちらを向いていた

元貴

はぁ…辛かったんだなぁ…

その横にあった「滉斗日記」という本を手に取った

元貴

日記…?

内容を見ると、中学生の頃らしく、綺麗な字だった。

僕はペラペラとページをめくってゆく

元貴

…?!

僕が見たのは、

日付が無く、字が汚らしくて”まるで狂ったようだった。”

僕は文章を震えた声で読み上げた

元貴

僕は今日人を殺した、

元貴

親友を殺した罰だ。

元貴

5人以上を刃物で切りつけた、

元貴

死刑確定だ…

元貴

言い訳をしても信じて貰えない、

元貴

もう全員死んでしまえばいいんだ…、

そのページだけクシャクシャになっていて、

そのページから日記が続いていなかった

滉斗

何してるの、(日記奪

元貴

…!!

元貴

ぁ…、ごめんなさい…、

元貴

そんなつもりはなくて、!

元貴

どんなことが書いてあるんだろとか…気になっちゃって…、

元貴

本当…ごめんなさい、

元貴

見たらダメだったよね…勝手に、

滉斗

はぁ…気をつけてね…、

元貴

はい…、

滉斗

薬買ってきたからねアイスも、食べたいなら食べてね

元貴

アイスまで…ありがとう…!

日記とは全く違って雰囲気が優しく変わっていた

𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ♡→500

僕を愛してくれたのは指名手配犯でした。

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コメント

4

ユーザー

ひえぇ〜…マジで大親友だったんだなぁ…壊れるのってあっという間だよね…

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