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ギャルに恋は難しい…?後篇

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ギャルに恋は難しい…?後篇

1 - ギャルに恋は難しい…?後篇

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2021年08月10日

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「俺に勉強教えてくんねぇ?」

ギャルに恋は難しい…? 後篇

スタート

〇〇

…え?

〇〇

私が勉強を教えるってこと?

グク

うん。

グク

だめ?

これが噂の 上目遣い、か…。

〇〇

だめっていうか…

グク

じゃー、早速だけど明日の放課後からよろしくね?

〇〇

うん…了解。

グク

なんか持ち物ありますか?

グク

先生っ?

〇〇

ワーク、持ってきて。

グク

おっけーおっけー

グク

じゃーまた明日!

グク

ありがとなー!

〇〇

ほんと、忙しい人だな

翌日

担任

おはようございまーす

担任

あ、明日の6時間目理科からホームルームに変更になりましたー

担任

文化祭のミスターコン、うちだけ代表者出てないらしいじゃない。

〇〇

ミスコン、かぁ…

うちの学校のミスターコンは、 クラスで一人男子を決め、 みんなの前で 告白する、という。

一風変わってるけど、 このお祭り騒ぎの中では 結構盛り上がるし、 この機会で告白を目指す 男子も多いから、 結構立候補が出る。

〇〇

ことしは誰かな…

放課後

グク

よっ。

〇〇

うげ。

グク

いやなんだよその反応w

グク

ひでぇな笑

〇〇

…笑

グク

あ、笑った。

彼は私の 顔を覗き込んでくる。

〇〇

ち、ちかい…

グク

結構きれいな顔してんね。

〇〇

…!

〇〇

今なんて…?

グク

いや、なんでもない笑

グク

さ、始めよ。

〇〇

う、ん…

〇〇

ここは、この公式を使って解くの。

〇〇

ほら、できたでしょ?

グク

あ、ホントだ!

グク

すげぇ、めっちゃわかりやすい。

〇〇

そんなことないよ//

クシャッと笑った彼に ドキッとせずには いられなかった

3時間後

グク

わー、もう7時かぁ

〇〇

ホントだ。

〇〇

そろそろ帰らないとだね

グク

だなー。

グク

家、遠いの?

〇〇

うん、電車で1時間くらい

グク

あ、結構遠いんだね

グク

ごめんな遅くまで。

〇〇

う、ううん!

〇〇

いつも自分で勉強してるときもこのぐらいまで居るから。

グク

そう?

〇〇

グクさんは、家どっち方向なの?

グク

俺は△駅方向。〇〇も?

〇〇

あ。私もそっち方向。

グク

そっか、じゃあ一緒に帰ろうぜ。

〇〇

え、大丈夫?

グク

何が。

〇〇

ギャルなんかと帰って、その…男子たちにからかわれたりとか…?

うまく説明できないけど。

グク

あはははは!

え、何この人。 急に笑い出した。

〇〇

えと、なんか私変なこと言った?

グク

うん、めちゃくちゃ変だよ!

グク

ギャルだから何だ、って感じじゃん笑

〇〇

でもさ…

〇〇

周りの目?とか…

グク

俺、似合ってると思うよ?ギャル姿。

〇〇

ッ/////

グク

暗くなるまで付き合わせちゃったし途中まででも一緒に帰ろうぜ。

〇〇

うん…//

ドクドクドクドク…

やばい、めっちゃ キュンキュンする…

帰宅途中

グク

ほんと、今日はありがとな。

グク

やっぱ〇〇に頼んで良かったわ。

呼び捨て…

〇〇

あ、ううん

〇〇

でもなんで私‥?

〇〇

グクさんに教えたかった人なんて山ほどいると思うけど。

グク

そーかな?w

グク

でも俺は〇〇に教えてもらいたかったし。

〇〇

///

グク

てかさ、俺のこといつまでさん付けするの?

〇〇

え…?

グク

グクって呼んでよ。

〇〇

でも…

グク

ほんとお前笑

グク

イケイケなのかと思ったら案外優しいのな。

〇〇

そう…かな?

グク

うん。今まで誤解してた。

グク

ごめん

〇〇

いや、全然。

〇〇

私が今までみんなに打ち解けようとしなかったから、っていうのもあると思うし。

グク

そうか?

グク

お前と仲良くしたいやつ、いっぱいいると思うけどな

〇〇

いやそんな///

グク

てか、なんでギャルになろうと思ったの?

〇〇

あー…

グク

あ、ごめん、話したくなければ全然いいよ

〇〇

ううん。えっとね…、

私は全部話した。

グク

は⁉なにそれそいつら頭おかしいだろ?

〇〇

まーいじられても仕方ない容姿だったよ

グク

いやー、体重は変えられるからほんとに1万歩譲っていいとしてもさぁ

グク

身長って努力しても変わんねぇじゃん?

グク

それをいじるって…

〇〇

そう言ってくれる人が居ると嬉しいけどね

グク

まーでも、イメチェン大成功だな

〇〇

そう?ありがと。

ちょっと、 思わせぶりすぎるって…

好きになっちゃうじゃんか…

車掌

次は〜□駅ぃ〜

グク

あ、俺ここ。

〇〇

あ、そそそそそそっか。

グク

え、大丈夫?笑

〇〇

うん、噛んじゃっただけ笑

グク

かわいい…//

〇〇

え、今なんて?

グク

ううん、じゃあな。

〇〇

うん、ばいばい!

ホントは聞こえてた、 彼が可愛いって 言ってくれたこと。

〇〇

好きになっちゃうって…

その日、 私の胸の高まりが 収まることはなかった

グク

可愛かったな、〇〇。

怖いやつだと思ってたけど この前の帰り道、 迷子を 助けてるアイツを見て そっから〇〇が ずっと気になってた。

なんとかして 関わりを持ちたくて、 そしたら ダメ元で頼んだ 勉強も引き受けてもらえた。

グク

随分強引だな俺。笑

背高いとか俺の 好みどストライクだし。

グク

やっぱり俺…〇〇が好きだ

翌日 ホームルームにて

担任

はーいじゃあね、昨日伝えたとおり

担任

ミスターコン立候補者居る?

担任

いなければ無理して出さなくてもいいわよ

ざわざわざわざわ…

グク

あの、

教室に響いた 彼の声。 ピタッと静かになる。

グク

俺、立候補します。

え、グク君が… 立候補⁉

誰が好きなんだろう…。

文化祭当日

〇〇

あー、憂鬱すぎる…

相変わらずグク君との 勉強会は続いてる。 私は彼を完全に 好きになったけど

正直、 進展はなし。

〇〇

これで今日グク君に彼女できたら勉強会もできなくなるんだろうな…

〇〇

そんなのやだよ…

あと5分で ミスターコンは始まるけど 私は会場に行くつもり無い。 グク君がカップルになるの、 見ていたくないもん。

〇〇

わ、びっくりした

〇〇

〇〇

見に来いよって言われてもなぁ

行く気はないけど… ま−どうせ失恋するなら 王子服姿崇めに行ってもいいか。

〇〇

わかったよ、っと…。

司会者

さー始まりましたミスターコン!

司会者

盛り上がってますかー⁉

観客

いぇーーい!

司会者

いいですね!

司会者

では早速!行きましょう!

司会者

先程行った抽選の結果、トップバッターは2年C組!

司会者

チョン・ジョングクさんですっ!

司会者

皆さん拍手ー!

観客

👏👏👏👏👏

観客

がんばれー!

トップバッターとか 一気にキツイな

司会者

はいじゃあグクさん!壇上へどーぞ!

グク

は、はいっ!

グク、緊張してんなぁ

来なきゃよかった… と言いたいところだけど、 王子服姿 確かにかっこよすぎる

司会者

時間もないのでサクッと行きましょう!

司会者

さぁグクさん、告白したいお相手はー?

司会者

皆さんせーの!

観客

だぁれー?

グク

同じクラスの…

グク

〇〇ー!

女子たちの歓声、 というより悲鳴が 聞こえる。

〇〇

え…?同じクラスで〇〇は私だけ…

〇〇

え、どういうこと…?

頭が追いつかない。

司会者

さぁ〇〇さん!

司会者

壇上へ出てきてお返事をどうぞ!

〇〇

は、はい…!

私は夢見心地で 私は壇上へ上がる。

グク

〇〇…

グク

好きです!付き合って下さい!

司会者

おっとイケメングク!

司会者

ド直球の告白です!

司会者

〇〇さんお返事は⁉

〇〇

わ、私で良ければ…

観客

ヒューヒュー!

カップル成立ですなんて 声が聞こえてくるけれど、 私の頭はぼうっとした ままだった。

グク

〇〇…

グク

これからよろしくな。

〇〇

うん…!

私達は熱く、 ハグをした。

END

以上です! 最後ほんとにグダグダで 申し訳ない… 少しでも 楽しんでいただければ うれしいですが、 あまり伸びなければ 消すかもしれないですっ さてさて! いつもコシヒカリを ありがとうございます! 日を追うごとに ♡をいただける ことも増えてきて 本当に嬉しいです(^^) これからもぜひぜひ! よろしくおねがいします 高評価、フォロー、コメント 待ってます! リクエストもどしどし お寄せ下さい! では! あんにょん♡

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