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エメラルドカフェ 12:15

注文したコーヒーとオムライスはすぐに来たが、ガレットはまだ来なかった。 オムライスが来たちょうど、部長が戻ってきた

部長

ん~このオムライス、半熟でライスもうまっ!

高村 竜平

部長はオムライスがお好きなのでね

部長

あ?話してなかったか?

高村 竜平

えぇ、初めてしりました

そう言った高村はコーヒーを飲んだ。 その様子をみた部長は呆然とした

部長

…高村…そのコーヒーに砂糖は?

高村 竜平

入れましたが…

部長

…今日は6杯か?

高村 竜平

いえ、8杯です

部長

2倍じゃねぇか!?
よく糖尿病にならなかったな!?

部長のツッコミに少し笑った高村。 店の雰囲気と部長に落ち着く

店員 A

お待たせしました。
チョコバナナガレットです

店員が置いたガレット。 3角した生地にバニラアイスが置いてあり、チョコがかけていた。

高村 竜平

(確かに、これは人気になるな)

店員 A

ご注文は揃いましたか?

部長

あぁ

店員 A

ではこちら伝票を…
ごゆっくり

店員は去り、高村達は頭を少し下げた

高村 竜平

美味しそうです。
いただきます

カチャカチャ… パクっ

高村 竜平

ん!
美味いです!
中にバナナが入ってます!
結構甘さは丁度よく、食べやすいです

部長

…そっか…

部長はもう食べ終わり、スマホをいじってた。 それを見た高村は気にせず、食べ続けた

エメラルドカフェ西出入り口 12:20

出入り口の近くに黒いフードした2人の男組が立っていた。 ヒゲは濃く、大きなリュックを背負っていた

男 弟

ここだな

男 兄

そうだ、お前は厨房へ行け
いいな、弟

2人はフードを被り、中へ入った

エメラルドカフェ

カラカラ

店員 A

いらっしゃいませ、二名様でよろしいでしょうか?

カチャ

店員の腹に拳銃を当てられた それに察した店員は言うことを聞いた

男 兄

これ以上、○たくなければ
窓も出入口にもシャッターかけろ

店員 A

か…かしこまりました…

言うこと聞いた店員はすぐに、窓や出入り口にシャッターを掛けた。

ガラガラ

異変を感じた客はざわつき始めた。 その時だった…

バーン

男 兄

おい‼︎
ここにいる奴ら!
変な事したら、ブチ殺すぞ‼︎

男 弟

兄貴、俺はこっちに行ってくるわ!

窃盗犯の弟は厨房へ行った。 兄の方はお客に拳銃を向けた。 お客は指示に従った。 高村と部長はコソコソと話した

部長

やばいぞ…

高村 竜平

ここは言う事聞きましょう

バン‼︎

男 弟

おい‼︎
金をこのリュックに詰めろ‼︎

銃を打ちまくり、お客は声が出なかった

お客 A

怖いよ…

お客 B

静かに‼︎

男 弟

おい!ガキうるさいぞ!

カチャ

男 弟

今度静かにしねぇと…

シュッ‼︎

バコ‼︎

男 弟

いってぇ‼︎誰だ⁉︎

男に頭に箸の入れ物が当たった。 その先はコーヒーを1杯飲んでいる部長だった

部長

あ、わりぃうるさかったからな

高村 竜平

ぶ、部長!

男 弟

テメェ‼︎お前を人質にしてやる‼︎

ガシ‼︎

男は部長の腕を強く掴み、犯人の方へ行ってしまった

高村 竜平

(まずい…部長が人質に…)

男 兄

おい!勝手な事をすんじゃねぇ‼︎

兄の方は部長を人質とし、頭に拳銃を構えた。 それを見た店員やお客は驚きと絶望を感じた

部長

痛ってぇな…もうちょっと優しくしろ

窃盗犯は部長の首根っこを持ち上げた。 息苦しそうな部長は男の腕を掴んだ

部長

ぐっっ!がっ!

男 兄

おい!金はまだか⁉︎
コイツの命はどうなってもいいのか⁉︎

怒鳴り声に店員は焦った。 リュックの中はまだ半分しか入ってなかった

店員 A

お…お待ちください‼︎

その様子を見た高村は冷静に考えた

高村 竜平

(どうする…あの二人ならいける。だが、あまり目立つとマズイからな。今はここにいる人達を救助、犯人をおさえねぇと…)

高村は周りを見た、ソファーの下で隠れている客や散らばった食事や食器が落ちていた。 近くには男の店員がソファーに隠れていた。丸メガネと前髪が少し長い人だった。恐怖に震え、頭を抱えていた

高村 竜平

そうだ…

高村は犯人を目を盗み、すぐに店員の近くに移動した。

シュッ!!!!

店員 B

ひっ!?

ガッ!

店員の大声になる前に口を押えた高村は人差し指を口に当て、静かにと伝えた

高村 竜平

すみません…お願いがあります

ゴニョニョ…

店員 B

そ…それは…お客様が…

高村 竜平

お願いします…僕は大丈夫ので、店員さんはここで隠れてください

そう言った、高村は小さな笑みをした。 店員を安心するために

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