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明日海とマイキーは電車に乗り 明日海の家の最寄り駅まで来た…

マイキー

ここ、タケミっちの家がある駅じゃね?

明日海

え、そうなの?

マイキー

おう。

明日海

へー、今度聞いてみよ。

マイキー

それでさ…。

明日海

ははっ、可笑しい!

2人は会話を弾ませながら 道を歩いていた…

明日海が目線を前に向けると…

明日海

!?

何かを見つけて足を止めた…

マイキー

明日海?どうした?

明日海

あ、いや…、急に用事思い出したから早く帰らないと!

マイキー

一緒に行くって…。

明日海

ごめん、もう大丈夫だから!

明日海

ここまでありがとう、またね!

マイキー

あ、おい!

明日海は急いでマイキーから離れた…

マイキー

…なんなんだよ。

明日海

はあ、はあ…!

マイキーと別れた明日海が しばらく走っていると…

明日海

!?

目の前に屈強な男が2人現れ、 明日海は足を止めた…

そして…

???

よお、明日海。

聞き慣れた声に名前を呼ばれ 恐る恐る後ろを振り返ると…

明日海

鋼牙

久しぶりだな。

鋼牙が立っていた…

明日海

兄さん…。

鋼牙

逃げるなんてひでーじゃねーか。

鋼牙は少しずつ明日海に近づく…

鋼牙

さっき、誰といた?

明日海

…なんのこと?

鋼牙

とぼけるなよ。

鋼牙

まさかお前があの「無敵のマイキー」と知り合いだったなんてな。

明日海

…だったら何?

鋼牙

殺せ。

明日海

…は?

鋼牙

マイキーを殺せ。

明日海

な!?出来るわけ…!

鋼牙

お前の母親がどうなってもいいんだな?

明日海

!?

鋼牙は腕を伸ばし 明日海の顎を強く掴み目を合わせる…

鋼牙

もう一度言う、マイキーを殺せ。

鋼牙

いいな?

明日海は目を見開いた…

明日海

…っ、分かった。

鋼牙は明日海を離すと後ろを向き 屈強な男達を連れて歩いていった…

しばらくして 鋼牙と男達がいなくなると…

明日海は手を強く握って拳を作ると 地面に叩きつけた…

明日海

…っ!

明日海

どうすれば…!?

明日海は悔しそうに唇を噛み 項垂れていた…

明日海はあの日のことを思い出し 唇を噛み締めていた…

明日海

ふぅーーー…。

そして怒りを鎮めるために 深いため息をついた…

明日海

…今はまだ違う。

明日海

まずは、目の前のことをやりきらないと…。

明日海

携帯がないから連絡も出来ないし…、マイキーに上手く伝えられればいいけど…。

明日海は携帯を鋼牙に壊されてしまい マイキーや武道達の連絡先が なくなってしまっていた…

明日海

…やるしかない。

明日海

そして…みんなをこれ以上、巻き込ませない。

明日海

もちろん、お母さんも…。

また目を瞑り、胸を手に当てる…

しばらくして覚悟を決めたように 勢い良く顔を上げる…

明日海

よし、行こう!

明日海

そして…今度は兄さんを…!

明日海はマイキーとの待ち合わせの 公園に向かった…

【番外編】私の秘密の裏表

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