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闇夜に輝く綺麗な満月
そして誰かも分からないおじさんに犯される僕
モブ
ヒロト
ヒロト
僕は何時間も何時間も
誰かも分からないおじさんに犯されていた
モブ
モブ
体はもう既にクタクタだった
当然だ。触ったこともないところをいじられ、ぶっといおじさんのを無理やり挿れられ…
もう散々だった
ヒロト
モブ
僕はあの時と同じように必死で抵抗した
おじさんから離れようと。自分の体をこれ以上汚されてたまるかと
…僕は護身用のナイフをおじさんの胸に深く
深く突き刺してしまった
モブ
おじさんは死んだ
僕が殺した
あぁ…また僕は人を殺してしまったのか
ヒロト
ヒロト
もう…何が正解かも。何が間違っているかも
僕には判断できなかった
ヒロト
元貴
涼架
あぁ…良かった
今の僕にはこの子達がいる
大丈夫。大丈夫だ
ヒロト
ヒロト
僕は普段、恥ずかしくてこんなこと言えてないけど
今言わないとなんだかダメな気がした
元貴
元貴
涼架
ヒロト
本当に、僕にはもったいない子達だなぁ…
僕はこんなにも愛されているんだ
必要としてもらってるんだ
あのころの僕はもう居ない。大丈夫
ピンポーン
そんな呑気なことを考えていたらインターホンがなった
…嫌な予感がした
涼架
ヒロト
僕の弱々しい声が涼架に届くはずがなく、行ってしまった
数十秒後、涼架が警察を引き連れて部屋に入ってきた
警察
警察
元貴は戸惑っていた。なんで?なんで? と壊れたように繰り返している
涼架は悲しそうな顔で僕のことを真っ直ぐに見つめていた
ヒロト
僕は警察の指示に従った