テラーノベル
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二人がパートナーになって数日後。
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ぺたん、と座り込む。
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部屋の隅で座ったまま、壁のほうを向かされている。
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居るのか居ないのか。その確認もできない
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ぐす、という泣き声が一度出て、押し殺した嗚咽だけが部屋に響く。
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壁に対してそう言う。 あっとがそこにいなかったら意味のない発言、だとしても。
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ゆっくり振り向く。涙がまだ止まっていない。 なんなら、少し怯えているようにも見えた
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どちらも動かずに沈黙が続く。
十数秒。まぜ太がおそるおそる動き出した。
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きゅ、と弱い力であっとに抱き着いた。
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さすさす、とまぜ太の背中をなでる。
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立ち上がって、何かをとってくる。
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丁寧に首輪をつける。かちゃん、という音が響く。
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こくん、と頷いた。 首輪が小さく音を立てて空間に落ちた
コメント
1件
うわあ、この関係性の深まり方、すごく丁寧でぞわぞわしました。特に「Sub dropに入りかけてる」って気づいてすぐに切り替えてケアに入るatさんの冷静さと優しさがたまらない。首輪を「あげたいものがある」って渡す流れも、ちゃんと二人の合意と安心の上に成り立ってる感じがして。設定の緻密さに毎回唸らされます。えだまめさん、しっとりとした空気感が本当に上手いですね。