TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

フハハハハハハ!

しむ

何!?

rir-

っ…!

mmntmr

不味い…!

警備員

残念だが、能力は使えない!

警備員

この「"能力消しのリング"」があるからな!

mmntmr

それは…!

しむ

めめ、何あれ?

mmntmr

あれは、「能力消しのリング」と言われる物です。

mmntmr

その名の通り、放たれる能力を打ち消す魔具の1つ…

mmntmr

能力者殺しの、ゴミ魔具です

警備員

ハッハッハ!ゴミ魔具とは言ってくれるじゃねぇか。

警備員

なぁ、青髪の能力者!

警備員

どうやらそこの白髪を助けようとしてた様だが、甘いんだよ。

警備員

能力者として誇りを持ちながら、もう一回追放されな?w

mmntmr

っははは…。

mmntmr

いやはや、困りましたね

mmntmr

どうやら大人しく追放される他無い様です。

rir-

っえ、めめんともりさん!?

rir-

何を言って…

しむ

レイラーちゃん(ボソッ)

rir-

は、はい…?(ボソッ)

しむ

めめは相手を油断させようとしてるみたい(ボソッ)

しむ

その隙に僕がリングを奪って、めめが決着を着けるから(ボソッ)

rir-

なるほど…分かりました(ボソッ)

警備員

ほぅ…?こんなにも潔いとは

警備員

やはり能力者と言えど心はお子ちゃまのままなんだなw

mmntmr

警備員

良い。着いてこ

バッ!

ガシッ

警備員

ッうわぁ!?な、何だ!?

このリングを離せ!!!

警備員

能力…!透明になれる能力者か!?

良いから離せ!!!

警備員

そう簡単に渡す物か!!!

しむ

(うぅ…!)

タッタッタッ

警備員の仲間

大きな声がしましたが、何かあったんすか?…って、

警備員の仲間

先輩!?

警備員

助けてくれ!透明になれる能力者に襲われている!!

警備員の仲間

み、皆を呼んできます!!

しむ

(くぅ…不味い…!)

警備員

邪魔だ、どけ!!

ドガッ!

しむ

うぐッ…

mmntmr

しむ!

rir-

しむさん!

警備員

フハハハハ、残念だったな!

警備員

このリングがある限り、お前らには勝ち目は無い!

警備員

大人しく追放されて死ぬんだな!

ダッダッダッダ!

警備員の仲間

先輩!皆を連れてきました!

警備員

よし、良くやった。

警備員

そうしたら、手錠を掛けて王様の元へ行かせろ!

警備員の仲間

はっ!

rir-

(そんな、何で…)

rir-

(何で…何で…?)

rir-

(折角助けてもらったのに…)

rir-

(折角出られると思ったのに!)

rir-

(これじゃ、前と何も変わらないよ…)

元々、私はお母さんに捨てられて幼少期を孤児院で過ごした。

だけど、それが理由で私は虐められていた

施設の子

おい、レイラー。

施設の子

むしゃくしゃするから、一発殴らせろ

幼少期rir-

えっ…何で!?

幼少期rir-

私は何も関係ないよ…!?

施設の子

うるせぇな!良いから殴らせろッ!!!

ドゴッ!

幼少期rir-

痛ぃ…!

幼少期rir-

や、やめてよ!

施設の子

さっきからうるせぇな!

施設の子

お前みたいな生きる価値ないやつは俺のサンドバックが丁度良いだろ

施設の子

感謝しろよ!!

ドゴッ!バゴッ!

幼少期rir-

や、やめて…!痛いよ…!

施設の子

っはははははw!!

ずっとずっと、私は虐められていた

それは、私は自分に力が無いと思っていたからだ

力が無い私は、何も出来ない

何も、この状況を打開する術がなかった。だから、ずっと虐められた

でも、"それ"は幕を閉じる

また虐められるのが嫌で、沢山花が咲いているところに来た時。

ここに来るのは初めてで、様々な種類の花が咲いていた

rir-

わぁ…凄く綺麗な花…

そこには、とても綺麗な花が咲いていた

中でも、青と紫の混ざったひらひらした形状の花が綺麗だと思った

rir-

この花、この中で一番綺麗…!

rir-

何て言う名前なんだろう…

私はこの花の名前が気になり、近くに名前が書いてないか探した

rir-

…あ、これかな?

rir-

えぇと…

rir-

"キラー"クイーン…?

私がそう発した刹那

黒い銃弾…???

……。

そこに手の生えた弾丸のような物があった

rir-

…えっ?

睨み付けるような目、銃弾のような形状

あまりにも現実味を帯びない見た目に、私は…

…感動した。

rir-

か、

rir-

かぁわいいい!!!

黒い銃弾…???

Σ(゚ロ゚;)!?

rir-

凄い!それに浮いてる!

rir-

ねぇねぇ、名前は何て言うの?

黒い銃弾…???

(´・ω・)

rir-

あれ…?もしかして、無いの?

黒い銃弾…???

(*゚∀゚)*。_。)*゚∀゚)*。_。)

rir-

うーん…喋らないし、名前も無いのかな?

黒い銃弾…???

(゜゜)(。。)(゜゜)(。。)

rir-

そっか…じゃあ、私がつけてあげよう!

黒い銃弾…???

(*゜д゜*)!

rir-

そうだなぁ…じゃあ…

そこでふと、キラークイーンが目に入る

rir-

じゃあ…キラーなんてどうかな?

キラー

(●´∀`●)♪

rir-

お、気に入ってくれたのかな?

rir-

やったぁ!

あぁ、やっと見つけた!

保育士

もう!勝手に抜け出しちゃ駄目でしょ!?

rir-

っあ、先生…!

保育士

ほら、速く皆の所へ帰るわよ!

rir-

ぅ…

また、虐められるのか…

rir-

……分かりました

でも、仕方ないか…

rir-

じゃあね、キラーちゃん…

rir-

またね…!

キラー

(´・-・`)…

保育士

ほら、速く

rir-

はい…

キラー

(゜-゜)…

施設の子

おい、レイラー!!

rir-

……

施設の子

何処行ってたんだよ、俺のサンドバックの癖に!!

施設の子

調子乗ってんじゃねぇぞ!!

rir-

いや、ちが…

施設の子

うるせぇな!

施設の子

大体お前なんてお母さんに捨てられる不用品だろ!!

rir-

……、

施設の子

もういい、本当に腹が立った

施設の子

アザがてきるまで殴ってやる!!

rir-

や、やめ…!

施設の子

おらぁ!!

rir-

…?

rir-

あれ…私、殴られ…

rir-

て…え?

そこには

いじめっ子の死体と、血まみれのキラーちゃんがいた

rir-

き…キラー…ちゃん…?

キラー

……

rir-

キラーちゃ…何が…?

ダッダッダッダッダ!

保育士

凄い音がしたけど、どうし…

保育士

キャ、キャアァァァァァァァ!!!

rir-

!!

キラー

(゜Δ゜)!

保育士

ひ、人殺し…!能力者!!能力者が居るわ!!!

なんだなんだ!?

能力者だって!?

rir-

そ、そんな…!

保育士2

大丈夫k…って、

保育士2

お、おい!!!子供が…!!

保育士3

ほ、本当だわ!?子供が死んで…

保育士

の、能力者…人殺し…!!

rir-

ち、ちがうの!話を…!

保育士2

警察に通報しろ!!!

保育士4

レイラー、お前…!!

rir-

や、やめて…!違う、違うの…!!

rir-

私は…私じゃ…!

そうして、私は能力者の人殺しとして刑務所に入れられた

でも。それでも私は、キラーちゃんのお陰で虐めから解放された

前まで状況を打開しようとしなかった私に、キラーちゃんが打開する方法を教えてくれた

だから、私は…

私は、あの時とは違う!!!

今だって、青髪の少女と白黒のドラゴンが、私を助けてくれた

あの時のキラーちゃんの様に、私をこの状況から。

だから、私も答えるんだ。

私は、もう前とは違う ちゃんと、"出来る"ようになった。

だから、見ていてね。

rir-

ありがとう、キラーちゃん。

警備員

あ?

警備員の仲間

何ですか、急に?

rir-

だから、キラーちゃん。私に…

rir-

力を、貸して!

棄てられた能力者達/mmmr

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

111

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚