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HRが終わり授業が始まる
はぁ、、なんで同じクラスなんだろ...
昨日まで全く気にならなかった斜め前に座る赤に目がいく
後ろ姿まで綺麗なんて反則...
そりゃあ、 みんな惚れちゃうに決まってる
桃くんだって惚れるよね
圧倒的に目立つ赤とじゃ僕は比べ物にならない
青ちゃんの隣が赤
先生
先生
え...?僕?
先生
先生
黄
最悪だよ
自分のお気に入り以外の生徒には厳しいっていうこの先生
目をつけられたら、授業の度にありえないほど難しい問題を
解かされて、答えられないとみんなの前で説教され、恥をかく
当然のこと分からず黙り込む
先生
先生
そんなこと言われたって... 習ってないのに
しかも、苦手な漢字だし
先生
先生
先生
黄
それは、本当のことだけど、だからってみんなの前で言わなくたって
しかも、別に青ちゃんに見惚れてた訳じゃない...
あちこちから笑い声が聞こえる
すると近くからクスッ、、とそんな笑い声が聞こえる
恐る恐る顔を上げると、さっきまで前を向いていた赤が、
僕を見て笑っていた
赤の笑顔は、先生と同じで、僕をバカにしたかのようなものだった
気のせいだよね...?
青
青
青
え...?
な、なんで?どうして青ちゃんが?
先生
先生
青
青
青ちゃんの言葉に教室内にどよめきがおこる
え、やだぁ、青くんって黄さんと付き合ってるの?
なんで、黄さんなわけ?
青ちゃんそうだったの...!? ありえなーい
先生
青ちゃんが、僕を好き?
どこをどう見て?
いつ好きになったの?
青
口パクでそう言う青ちゃん
黄
冗談?
青
青
何故か分からないけどドキッとした
なんだ、そっか。
そうだよね、、
冗談に決まってるよね
先生から僕を助けてくれたんだ
これで納得、、ありがとう
青ちゃんのおかげで助かった
先生
先生
先生
青ちゃんのおかげで、僕はこれ以上おこられずにすんだ