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ふまじめな私が真面目な恋をした。 part17

目を開けると、僕は病院にいた。 ぼんやりと記憶がさまよう。 顔が少し冷たく、目が少し赤くなっている 泣いていたのか…?

そんなことを思っていたらガラガラとドアが開いた

るな

お兄ちゃん!

じゃぱぱ

なおにい!

うり

大丈夫か?!

5人くらい…入ってきた 誰…?

なおきり

あの、誰ですか?

うり

…は?

えと

ーえ?

のあ

なにいってるんですか?

るな

お兄ちゃん?

じゃぱぱ

なおにい…?

みんな凄く僕の目を真っ直ぐ見ていた。 特にオレンジ色の女の子は、ひどく目を赤らめて涙が溢れ出していた。

少しすると病院の先生がやってきた

みんなを連れて別の部屋で話をするらしい…

みんな少し早歩きで、下を向いて歩いていった。 オレンジ髪の女の子は僕の方を見たけど、すぐに目をそらして駆け足でみんなについていった 何でだろ…会ったことないはずなのに… 胸がギュッと締め付けられる

なおきり

ーッ

なおきり

(苦しいッ)

じゃぱぱ

先生!なおにいは…

先生

なおきりさんは今記憶喪失になっています

先生

倒れたときに頭を強く地面に打ったんでしょう

えと

こんな事… 私はまだ信じられなかった。 なおきりさんは私との思い出、みんなとの思い出 全部忘れちゃったの…?ショックで言葉が出ない

のあ

何か記憶を戻せる方法はないのですか?

先生

残念ですか…あたりどころが悪かったんです

えと

うそ…

うり

ークソッなんであいつがっ

そんなはずないっ絶対に解決策はあるはず! 私はなおきりさんの病室に早足で向かう

じゃぱぱ

えとさん?!

ばん!

勢いよくドアを開ける そして胸ぐらをつかんで大きく息を吸ってこういった

えと

ばっかじゃないの!!

なおきり

…へ?

えと

相談してって前いったところじゃん!!

えと

なんで全部ひとりで抱えんの?!

なおきり

…あのっ

えと

明日から毎日ここにくるからねっ!絶対!!

えと

一生記憶喪失とか有り得ないからっ!許さないからね!

えと

絶対私がもとに戻すんだから!!

顔を熱くして叫んだ声は 病室中に響き渡った

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