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鳴上嵐
雪女やっことはないわ 楽しみねワタシは雪女でΩだわ
影片みか
俺は村人でαやな
鳴上嵐
楽しみね
影片みか
楽しみやな
ナレ−ション
雪女 夏の日の夢 ラフカブイオン・ハ−ン 脇明子訳
ナレ−ション
ある村に彰とみかという二人のキリコがいた彰は年老いていてみかはその手伝いにきている18歳の若者だ 毎日８キロメ−トル離れた森に出かけた
ナレ−ション
帰る途中猛吹雪に襲われ帰る手段である船も船を操る人がおらず使えない 船を操る人の小屋で夜を過ごすことにした
彰
火を炊くものはねぇな
影片みか
雪を防げるだけでもマシやな
ナレ−ション
彰たちは藁でできたコ−トを着て寝た 彰はすぐに寝たがみかはすぐにねれなかった
影片みか
寒いなぁ
ナレ−ション
やがて眠りに落ちた
影片みか
なんや雪か 何で顔に雪がつくんや 戸は締めたはずけど
ナレ−ション
男を見た 男は彰の上にかがんで息を吹きかけていた みかは叫べぼうとしたが叫べなかった
鳴上嵐
あなたもこの人のようにするつもりだったけどやめるわ 可哀想だからね それに若いから あなた綺麗よね あなたには触らないけど覚えておいてね今夜見たこのを誰かに言ったらすぐわかるの そしたら容赦しないから
ナレ−ション
男は出ていきみかは戸が開かぬように締めた みかは危なかったかがどうにか助かり今は母親と薪を売っていた あるばん 同じ道を歩いていたΩの男を追いかけた
影片みか
何しにきたん?
鳴上嵐
江戸に知り合いがいるの お手伝いさんの仕事が見つかるまで世話してくれるらしいから来たの
影片みか
【えらい可愛い人やな】
影片みか
許嫁はおるんか?
鳴上嵐
いないは
鳴上嵐
あなたはどうなの?
影片みか
母親がおるだけや 若いから縁談もないで
ナレ−ション
二人は無言でしばらく歩いたが村に着く頃には仲良くなっていた
影片みか
休んでったらどうや?
母親 【Ω】
ゆっくりしていったらどうや?
ナレ−ション
母親は嵐の事が気に入いった 翌朝
母親 【Ω】
急ぐこともないやろゆっくりしていき?
ナレ−ション
やがて嫁入りした 母親は５年後に亡くなり 嵐は十人の男女の子を産んだ いくつになっても可愛かった
影片みか
嵐をを見ておると18のときのことを思い出すなぁ あの時見た男は嵐みたいに可愛かったんやで （みかはその時のことを話した）夢でも現実でも嵐のように可愛い人を見たのはあの日だけや あの日は全然わからんかったし怖ったわ 雪女やったんかな
鳴上嵐
それはワタシーワタシーワタシよ 鳴上嵐よ あの時いったよな誰かに言ったら容赦しないって😠 そこにいるワタシの子供がいなければあなたはどうなっているか分からないわよ こうなれば子供たちをしっかり育てて少しでも行き届かければ覚悟してちょうだいね
ナレ−ション
それは以来雪女は現れなかった
鳴上嵐
最後に面白かったらいいねよろくね
影片みか
楽しかったなぁ なるちゃん
鳴上嵐
そうね
影片みか
もうそろそろ終わらんと
鳴上嵐
そうだったわね
影片みか
またな
鳴上嵐
またね
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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