テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
会議室。
ジミンに壁へ押し付けられたジョングクは、必死に逃げようとした。
田 柾 國
朴 智 旻
低い声。
普段の軽さや甘ったるい調子はそこにはなかった。
ジミンの目は鋭く、整った顔立ちが一層際立ち、まるで別人のように美しかった。
田 柾 國
ジョングクは思わず息を呑む。
ジミンは強引に顎を掴み、唇を重ねた。
田 柾 國
朴 智 旻
田 柾 國
朴 智 旻
押さえつける手は強く、吐息は熱い。
普段は「〜でしょ?♡」なんて軽やかに笑うジミンが、今は低く、甘くも冷たい声で耳を支配する。
朴 智 旻
田 柾 國
ジョングクの心臓は早鐘を打つ。
恐怖と混乱、でも確かに目の前のジミンは“男”としての色気を放っていた。
田 柾 國
その瞬間。
ドアの向こうから同僚の気配が近づき、ジミンは舌打ちをしてジョングクを解放した。
朴 智 旻
冷たく言い残し、ジミンは何事もなかったかのようにドアを開けて去っていった。
夜。
テヒョンの部屋。
ジョングクは俯いたまま、震える声で口を開く。
田 柾 國
金 泰 亨
田 柾 國
金 泰 亨
低い声で告げるテヒョンの表情は悔しさで歪んでいた。
それを見て、ジョングクは小さく首を振る。
田 柾 國
金 泰 亨
田 柾 國
顔を上げる。
潤んだ瞳が真っ直ぐにテヒョンを射抜いた。
金 泰 亨
田 柾 國
次の瞬間、強く抱き寄せられ、唇が重なる。
熱が絡み合い、すぐに部屋は息遣いで満たされた。
金 泰 亨
田 柾 國
ジョングクの声は甘く震え、テヒョンの瞳は獣のように熱く燃えていた。
next_