１２人の魔法使いの奇跡

地雷さんはバイバイ☆ 通報はしないでね☆

俺たちは兄弟じゃない

もともと皆施設にいた

皆がいるから毎日が楽しかった

そんなある日

俺たちを引き取りたいという 若い女の人が 現れた

俺たちは皆小さかったから その人を お母さんとして家族のように 暮らした

お母さんも優しくて 毎日楽しかった

だがそんな楽しい時間は 長くは続かない

お母さんは 俺たちが高校生になるタイミングで 亡くなった

皆その日はずっと泣いていた

大好きな人が死ぬのがこんなに 悲しいなんて思ってなかったのだ

今日は どぬくうりたっつんゆあん の高校入学式だっだ

学校が終わり 皆疲れていた

『あの部屋』とは

お母さんがいつも 「皆が高校生になったら開けてね」 っと言っていた部屋ただ

俺たちは今まで興味がなかったから 触れていなかった

でも今は 皆高校生になって 約束の日になった

ギギギｷﾞｷﾞｷﾞ

そこにあったのは

１２色に輝く瓶と 色を失ったような大きな宝石の ようなものがあった

皆へ 受け継ぎなさい あなた達の時代で 終わらすの これ以上人が死なないように お母さんより

それは１２色に輝く瓶だった

ゴクッ

それからはよく覚えてない

だがこれだけは確かだ

あれを飲んだ瞬間俺たちは

魔法使いになったのだ

そしてあの日俺たちの物語は

１８０度変わったのだ