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こちらではお久しぶりですの

主です

シドウ

何故か主さんから推されているシドウです

シドウ

皆さんお久しぶりですね

シドウ

とろくさい主さんのせいで投稿が遅れてしまいました
大変申し訳ありません

シドウさんどさくさに紛れて大分刺さること言ったね

まぁ全部ホントだし何も言われんけど…

推しから辛辣喰らうんのは普通にご褒美なんで嬉しいんですが

シドウ

気持ち悪いこと言わないで早く謝罪してください

ウッアッハイ()

皆様

私の作品をお待ちをしているにも関わらず長いこと待たせてしまい

大変に申し訳ありません

今後このようなことを無くす様はげくんでいきますんで

よろしくお願いします

シドウ

きちんと反省と深々な土下座をしていらっしゃるので心の底から反省しているように感じます

シドウ

待っていた方々からしたら心底クソムカつくかもしれませんし

シドウ

「は???なんだよこのクソゴミナメクジ投稿者やる気あんのか??」って

シドウ

スマホをバキバキにし苛立つ感情もさぞかしあったでしょう

シドウ

ですが決して主さんに対する誹謗中傷はおやめ下さい

シドウ

俺からの忠告です

うん

またなんかシドウさんに毒発言された様な気がするけどスルーするよ

シドウ

スルーしてくれるのは助かりますね

いやうんスルーしちゃうよ?

シドウ

はいありがとうございます

シドウ

感謝感謝感謝ハッピースマイル

ん?????

シドウ

はい?????

シドウ

というより早くいつものようなうるさい雰囲気に戻ってください

いや普段私がキチガイテンションでやってたら

「鼓膜破裂するから黙れや」って言うじゃんか!

シドウ

ですが暗い雰囲気な主さんはなんというか…

シドウ

…………

シドウ

………………

シドウ

不快です気持ち悪いです

いやなんの間やったの!?

てかトリアージの歌詞をそのまま返して言ってきたな!?

しかも不快て!!!

シドウ

もし始める気がありませんでしたら貴方の臓器を奪いますよ??

かなり身の危険を察知した

いやでも逆にシドウさんから臓器奪われるんやとしたらかなりご褒美なんですが

シドウ

気持ち悪いです

シドウ

しかもお忘れっぽい感じなので言っておきますけど

シドウ

俺と主さん初めて執行をする流れなのご存知で?

…………あ!そうだ!!

完全に忘れてたze!!!!!☆

シドウ

でしょうねほらね

えっなにその私が明らかバカな女みたいな言い方

四六時中泣き喚くよ??

シドウ

やめてください

シドウ

それより待っている方々もいらっしゃるんですから早く始めますよ

ウス!!!!!!!!!

シドウ

いつもの主さんですね

シドウ

では本編

スタート!

リトカsiten

私はその後ユノちゃんとマヒルさんで仲良くお喋りしたり雑談やらをしていました♪

マヒル

それでねそれでね!ユノちゃんが…

リトカ

そうだったんだ!あははっユノちゃんおもしろーいw

ユノ

んも〜マヒルさんリトカさんにその話しないでよぉ〜!

ユノ

恥ずかしいってば!(`‐ω‐´)

マヒル

えへへつい口走っちゃった♪

リトカ

でもそうゆうのよくあるから

リトカ

気にしなくていいよ

ユノ

うーんそうかなぁ

リトカ

そだよ!

ぐぅ〜〜

マヒル

マヒル

なーに今の音〜

ユノ

お腹が鳴った音に聞こえたけど…

リトカ

…あっ

リトカ

どっどうしよう…わっ私みたい…///

今考えれば私ここに来てから何も食べてないや…

ユノ

えっリトカさんだったの!?

リトカ

うっうん…はっ恥ずかしい…///

マヒル

え〜そんなことないよ

マヒル

可愛い音じゃない♡

リトカ

えぇ///

ユノ

お腹とか空いてるの?

リトカ

ん〜……うん//

フータ

…んだ?どうしたんだよ

ユノ

あっ狂犬

フータ

お前もその呼び名やめろ💢

フータ

そんなことよりなんだよ

マヒル

えっとね実はリトカちゃんお腹ぺこぺこらしくって

マヒル

リトカちゃんは何か食べたいものある?

リトカ

そうだなぁ

リトカ

…じゃあオムレツ…かな?(*´ ˘ `*)

私がそう言うと

フータ

…わーった

フータ

じゃあ看守に言ってくっから

フータ

座って待ってろ

ユノ

(わぁ珍しいっ)

リトカ

えっ!?いっいいの…?

フータ

別に…いいっつーの

フータ

座って待ってろ

そう言いながらフータくんは廊下の方へと進んで行ってしまった

マヒル

フータくんが珍しいわね〜

マヒル

いつもはあぁゆうことはしないから

マヒル

なんだか新鮮♪

ユノ

うんうん普段からめっちゃツンケンしてるし

ユノ

女の子嫌いなフータがあの行動をするって

ユノ

まぁ滅多にないよね

リトカ

えっ?そっそうだったの?

マヒル

うん!

リトカ

というか…

リトカ

フータくんって女の子嫌いだったの!?

ユノ

あれ?リトカさんまだ知らなかったの?

マヒル

うーん……嫌い…というより…

マヒル

信用性がないってことじゃないかな?

リトカ

信用性…?

マヒル

でもこんなのただの偏見だよ

マヒル

女の子みんながみんなそうってわけじゃないんだから!

ユノ

偏見だよね確かにw

リトカ

ううん……偏見…

ユノ

……でもさぁ

マヒル

うんうんっ

リトカ

…?

何故か二人顔を見合わせて ニコニコとしている

なんだろと言わんばかりに私は口を開く

リトカ

なっなんで二人してニコニコしてるの?

ユノ

んー?なんでもなーいw

マヒル

私からも何もないよ♡

リトカ

?(・ω・`)

一体なんなんだろ…そう疑問に思っていると

フータ

ん…看守に頼んでおいたオムレツ…

リトカ

えっ?…っ!

リトカ

わぁぁ〜〜っ!!オムレツだ!

ユノ

わぁお!美味しそう!

マヒル

いい匂いしてる〜!

リトカ

卵の質感とか綺麗…これは看守さんに感謝だなぁっ

リトカ

フータくんもありがとう!

フータ

っ!?////はっ…っ//

フータ

いっいやオレは…オレは別に…

フータ

お前に感謝される様な事はしてねぇーよ//

照れくさそうにそっぽ向きながら 頭をかく

マヒル

…ふふっ

リトカ

…?マヒルさんどうしたの?

マヒル

あぁちょっと思い出し笑いしちゃって…

リトカ

そうなの?

フータ

んなことより食わねぇのか?

フータ

腹空いてんだろ

リトカ

( ゚д゚)ハッ!そうだね早く食べちゃおっと!

リトカ

いただきまーす!

ウキウキな状態でスプーンを手に取り

ゆっくりと卵を取りそのまま口の中へ放り込む

リトカ

もきゅもきゅ(ฅ・ч・ฅ)

フータ

…っ…可愛いな…//(((ボソ

ユノ

うむ?今なんて言ったのかな?w

リトカ

( "´༥`" )

フータ

はァ!?//なっ何がだよ!

フータ

つーかさっきから何おちょくりに来てんだ!

ユノ

ベっつにー?おちょくってなんかいないし

マヒル

なになに!フータくんが何か言っていたの?

マヒル

マヒル気になる!

フータ

いやだからなんもねぇって////

ユノ

じゃあなんでそんなに顔真っ赤っかなワケ?ww

フータ

そっ……れは…////

リトカ

美味しいっ!

リトカ

やっぱりこの卵ふわふわしていて美味しいし

リトカ

ひき肉とか特に味が良くって最高だよ!

フータ

……////

フータ

やっぱ可愛いな…////((ボソ

ユノ

あーっ!

リトカ

!?

フータ

っ!?こっ今度はなんだよ!

マヒル

今マヒルはっきりと聞こえたよ〜♪

マヒル

やっぱりフータくん…リトカちゃんのことが

マヒル

好きなn

フータ

あーあーあーっ!!

リトカ

ふにゅっ!?

フータ

なんも聞こえねぇしマヒルそれ以上口開くな!!💢

ユノ

あっ誤魔化した

マヒル

えーっいいじゃない悪くないことじゃないわ!

マヒル

女の子を好きになるっt

フータ

黙れコラァ!!!//////‪💢‪💢

フータ

ユノお前早くコイツをどっかに連れて出て行け!

ユノ

え〜〜まだ私とマヒルさんリトカさんと喋りたかったのに〜

フータ

るせぇわボケ💢

ユノ

ん〜…じゃあさお金とか渡してくれたら

ユノ

いいけど?

フータ

ねぇし無理だっつーの!💢

リトカ

(お金…?

リトカ

後さっきフータくんなんて言おうとしたんだろ)

ユノ

ちぇー……じゃっマヒルさんあっちに行こ

マヒル

残念だなぁ…あっリトカちゃんまた後でお喋りしようね!

リトカ

うっうん!分かりました!

私は笑顔でマヒルさんとユノちゃんに手を振った

フータくんはため息を深くついた後 私が座っている前の席に座る

フータ

…〜はぁぁ……

フータ

疲れた…

リトカ

えっ?

リトカ

あっごっごめんねフータくん…

フータ

いやお前が謝ることじゃねぇし

フータ

なんにもしていねぇだろ

リトカ

えっ?そっそうかな?

リトカ

(*'༥'*)ŧ‹”ŧ‹”

フータ

…………美味いか?

リトカ

うんっおいひぃ〜!

リトカ

私今幸せだなぁって感じる

フータ

……はっwそーかよ

フータ

好きなもんを食えた時って

フータ

なんか一番幸せに感じるよな

リトカ

うん!

リトカ

今もねこうやってフータくんと話しているのも

リトカ

幸せだし楽しいし好きだよ!

フータ

っ!

フータ

…………っ//////////

フータ

そんなの…っずりぃだろっ…////

リトカ

えっなっ何が!?

フータ

いっいや……////なっなんでもねぇし////

フータ

きっ気にすんな…//

リトカ

えっえっ?

リトカ

わっ分かった…(´・ω・`)

フータ

……なぁリトカ

リトカ

んん?なぁに?

フータ

…その…この生活には慣れそうか?

リトカ

うん慣れそうっていうよりもう慣れちゃったかな〜w

リトカ

…でもね

リトカ

私最初は不安だったんだ

リトカ

また…またあの時みたいに酷い目に遭うんじゃないかって

フータ

…?

リトカ

でも違った

リトカ

ここにいる皆はとても優しくって落ち着く

リトカ

これが私が望んでいたものなんだって

フータ

フータ

…リトカ……

リトカ

…なんていきなり暗い話してごめんね

リトカ

でも今幸せだというのは変わりない

フータ

…そうか

フータ

お前が今幸せなら…それでいい

フータ

それで良かったんだ

リトカ

えへへっwそうだねっ!

笑顔を向け気持ちを切り替え私はまた食べ始める

オムレツの味…普段なら美味しいのに今は

更に美味しく感じる

心が和らぐ…そう思い食べていた

それに滅多に食べることさえなかったから嬉しい

その時のフータくんは苦笑いというより少し微笑みながら私を見ていたのを

忘れなかった

ユノsiten

フータから追い出された後 私達はそのまま引き返すわけにもいかず

フータとリトカさんを陰ながら側で見ていた

えっ?何故そこまでするかって?

そんなの決まってんじゃん

フータはリトカさんのことが好きだからこそだよ!

しかもあのフータが恋するなんて 中々激レア

見逃すわけにもいかない

マヒル

フータくんリトカちゃんが来てからいい笑顔をしているよね〜

ユノ

ホントそうですよねー

ユノ

これは確信犯すぎますよ

マヒル

ねっ!フータくんは多分私達に気付かれてない様子っぽいけど

マヒル

既に気付いちゃってるんだよねぇ

ユノ

上手く隠しきれてないんだよなぁフータの場合

私とマヒルさんは静かにキャッキャッとしていると

ハルカ

…?

ハルカ

あっ…あっ…の…

ハルカ

ここでなっ何をされているのですか…?

ユノ

あっハルカ!

マヒル

今ねリトカちゃんとフータくんの様子を見ていたの♪

ハルカ

フータくん…と……リトカさん…

ハルカ

一緒にいるんです…ね…

マヒルさんが指す方向に顔を動かし それを見つめるハルカ

でもその場を目にした途端 ハルカの目付きが少し蔑む様な目でじっと見ていた

ユノ

……ハルカ?

ハルカ

…っえ?あっ…えっと…

ハルカ

なっなんです…か…?

ユノ

なんだか気に食わなさそうな目で見ていたから

ユノ

少し気になっちゃって

ハルカ

ふっふぇ?

ハルカ

そうですか…?

ユノ

うん

マヒル

っ!

マヒル

……ねぇハルカくん

ハルカ

はっ…はい…

マヒル

二人を見てなんだか胸の奥が

マヒル

モヤモヤしない?

ハルカ

…モヤモヤ…ですか…?

ユノ

簡単に言うと…なんだか胸が少し苦しく感じがするとか

ハルカ

苦しく感じる……

ハルカ

…はい ちょっとだけします…

ハルカがそう言うと 私達はまた顔を見合わせて目で合図をする

マヒル

そっかぁ

マヒル

でもその気持ち…いつか分かるよ

ハルカ

えっ?

ユノ

まぁその理由は流石に言われないけど

ユノ

きっといいものだって分かるからさ

マヒル

気長に考えてみるといいかも♪

ハルカ

…?はっはい…そっそう…します…

そう言い放ちハルカは頭を下げた後そそくさと行ってしまった

ユノ

…マヒルさん

マヒル

うん あの反応といいあの気持ち…

恋だ!

言った途端運良くマヒルさんとタイミングが揃う

マヒル

まさかのハルカくんもリトカちゃんが好きだったなんて!

ユノ

こりゃフータも焦るぞ〜w

ユノ

ライバルが増えたからには何か手段を選ばなきゃw

マヒル

こんな少女漫画でしか起きない事が実際に起きるなんてマヒルすっごくワクワクしちゃう!♡

ユノ

私もなんだかドキドキする!

ついさっき来たばかりなのに

もうフータとハルカから狙われているなんて

流石リトカさんだなぁって思う

リトカsiten

リトカ

ん〜!ごちそうさまでした!

フータ

うおっ…綺麗に食いやがった…

フータ

よっぽど美味かったのか…

リトカ

うん美味しかったぁ!

リトカ

やっぱりオムレツ最高〜

フータ

…良かったな

フータ

よく考えればお前まだ飯食ってなかったもんな

リトカ

あはは…っそうなんだ

リトカ

そのせいでお腹が空腹だったものだから

リトカ

食べれて幸せだったよ!

フータ

そんなにかww

リトカ

(՞ . ̫ .՞)"

フータ

(可愛い…)

フータ

…あっじゃあこれ俺が持っていくっから

フータ

お前はマヒル達と会ってこいよ

リトカ

えっ!?そっそんなわっ悪いよ!

リトカ

これは私が持っていくんだからフータくんはいいよ!

フータ

いやいやいいっつーの

フータ

お前だって食った後あんま動きたくねぇだろ

フータ

それに今日初めて来た囚人にそんなことさせたくねーし

リトカ

でっでも!

私が不安を零そうとした瞬間 フータくんは私の手首を掴みそのまま

引き寄せ私の口元にそっと人差し指を当てながらこう言った

リトカ

ふっフータくん…?

フータ

オレがいいつってんだからお前も頷きゃぁいいんだよ

リトカ

っ!

リトカ

うっ…うっ……ん…//

静かに頷くと「…ん 分かってくれたんならいい」と言い

少し笑いながら握っていた手首を離した

でも

リトカ

(なんだったんだろ今の…少しだけ

リトカ

恥ずかしかったのと…胸がドキドキしちゃった…////

リトカ

フータくんもあぁゆうことするんだな//)

一人でそう思い浮かんでいた

多分だけどきっと気のせいなんだと言い聞かせる自分

チラッとフータくんの様子を見入りると あっさりとした雰囲気でお皿を返す準備をしていた

リトカ

(むっ…なっなんだか私だけが

リトカ

恥ずかしい思いをしちゃっているみたいじゃん…っ(#⩌⤚⩌)

リトカ

…私だって仕返ししてやる!)

フータ

そんじゃ返してくる

リトカ

うんホントにありがとう

リトカ

…あっ!ねっねっフータくん!

フータ

あ?んだよ

リトカ

んっ!

フータ

っ!?//////

そう私はフータくんが油断しきったとこで

フータくんの口元にキスをした

リトカ

ふふっフータくん顔赤いよ

フータ

っは…?/////

フータ

っ〜〜〜〜〜!!//////////

リトカ

さっきの仕返し!

リトカ

私だけが恥ずかしい思いをしちゃっているみたいで嫌だったから

リトカ

フータくんにお仕置してやろうと思って!

リトカ

これは私の勝ちだよ!

私はフータくんのほっぺを触りながら勝ち誇った顔で言う

フータ

ふっ…っふっあ…////

フータ

あっうっ……////

リトカ

(むっふっふ

リトカ

私をなめちゃいけないぞフータくん!

リトカ

私だってやる時はやるんだから!

リトカ

しかも仕返しすっごく効いてるw

リトカ

フータくんも可愛い所あるんだw)

リトカ

じゃあねフータくん♪

フータ

えっ…//いっいや…//ちょっ…

フータ

ちょっとまっ待て…////

顔を真っ赤に染めながら私を引き留めようとするが

私は後ろを振り返り再度 いたずらっぽく笑みを浮かべながら

ブイサインをした

リトカ

(ふっふふーんっ♪

リトカ

きっとフータくんは甘く見ていたはずだよねぇ

リトカ

さーてと早速マヒルさんとユノちゃんに会っていっぱい話そー!)

ハルカsiten

先程のユノさんとマヒルさんとの会話以来ずっとモヤモヤしいっぱなしだった

フータくんとリトカさんが喋っているだけなのに

何故か胸が苦しくって…フータくんが…羨ましいと感じていた…

未だにこの気持ちは分からないまま とりあえず気晴らしにまた歩こうとする

ハルカ

(マヒルさん…にユノさんに…言っても…)

ハルカ

(いつか分かる日が…あっある…って言われ…ちゃった…から…)

ハルカ

(少し…変な…気持ちだけど…)

ハルカ

…自分で…ちゃんと確かめ…なきゃ…

そう考えながら歩いていると

ハルカ

(…?なんだか喋り声がする…)

ハルカ

(…もしかしてまだフータくんとリトカさんがいるのかな…?)

ハルカ

…………

まただ…また胸の奥がチクチクするしモヤモヤする…

さっきからなんなんだろ…この感覚…

ハルカ

(よく…分からない…けど)

ハルカ

(大切なことなのは…分かる…)

ハルカ

…違う廊下にでも歩こうかな…

今あの場所に行ったら僕は耐えきれないし息苦しくなる

僕はそのまま違う廊下にへと向かった

リトカsiten

19時27分

ユノ

あっ!リトカさん今から一緒にお風呂入りに行きませんか?

リトカ

えっお風呂!?

ユノ

うんうん この時間帯になったらいつもお風呂入ったりするんですよ

リトカ

この時間帯……あっ!

私は壁に掛けられてある時計に目をやるともう19時27分になっていた

リトカ

そっかもうこんな時間なんだ…

リトカ

そうとならば早速着替えの準備して入りに行こ!

ユノ

(((o(*゚▽゚*)o)))

ユノ

りょうかーい!

リトカ

(そういえばミルグラムの銭湯ってどんなんなんだろ?)

リトカ

(まだ見た事がないからあれだけどワクワクする!)

私はウキウキしながら着替え用意を準備しに行った

一方男子囚人は

ハルカ

(可愛い…////)

フータ

っ……////チッ可愛すぎんだろ…////(ボソッ)

シドウ

(実に眼福ですね…)

カズイ

(若者達が言う尊いの意味がよく分かったよ…)

ミコト

(あぁもうリトっちホントに可愛すぎる…心臓が持たない…//)

マヒル

…へぇ〜♡

マヒル

や〜っぱり皆そうなんだね〜♡

コトコ

何が?

マヒル

ううんっ内緒♪

コトコ

…そう

ただいま私とユノちゃんは銭湯にいます!

しかも中が広くとても私好みすぎる!

お風呂・銭湯好きな私にとって天国すぎるよぉ!

リトカ

わぁぁ〜!ひろーーい!

ユノ

ふふふっそうでしょそうでしょ?

ユノ

まさにパラダイスそのものですよ!

リトカ

ほんっっとパラダイスだよここは…理想すぎる…っ

リトカ

それじゃあ体洗って頭洗ってしたら

リトカ

入ろっかな

ユノ

私昨日髪の毛洗ったばかりだから

ユノ

今日は体だけ洗い流してから先に入りますね

リトカ

うんっ分かった!

ユノちゃんは私に向かい「お先に〜」と笑みを浮かべる

私は銭湯にある椅子に座りシャワーの蛇口を捻り 体を洗い流した

リトカ

(ん〜〜気持ちいい〜〜♡

リトカ

やっぱり銭湯は最&高だなぁ〜)

なんとか洗い終わり急いでユノちゃんの元へ行きゆっくりとお湯へ温もった

リトカ

はわわぁ〜あったかぁぁ〜い…幸せ〜〜…(,,´﹃ `,, )

ユノ

リトカさん顔が溶けてる様になってるよww

ユノ

よっぽどここの銭湯が気に入ったようですなぁー

リトカ

うん!なんだか普段の銭湯よりめっちゃ疲れが取れたし

リトカ

私の好きな暖かさだった!

ユノ

おぉ〜っそれなら良かった!

ユノ

私もミルグラム内の銭湯凄く好きだし気持ちがいいですよねぇ

リトカ

うんうんっ!

私達はのんびりとユノちゃんとだべっていた ユノちゃんと話していたら落ち着くし楽しい

リトカ

…う〜〜〜ん…

リトカ

はぁ…この優しく抱きしめる様な温もり最高…

ユノ

あはははっw

ユノ

リトカさんさっきからその発言ばっかじゃんww

リトカ

だってホントに気持ちいんだもん…っ

リトカ

癒しだぁー…

リトカ

……ねっユノちゃん

ユノ

…?なーに?

リトカ

私ね今幸せだなぁ……って思うんだ

ユノ

幸せ…?

ユノ

それってどうゆう意味を含めて?

リトカ

まぁ色々と…ね

リトカ

そこまで深刻な理由っていう…わけじゃないけど

ユノ

…そか

リトカ

…あっもう長いこと浸かっているから出ちゃおっか

ユノ

…!

ユノ

うん!

リトカ

それに!

リトカ

お風呂出た後一緒にメロンソーダ飲も!

ユノ

うん!そうですね!

ユノちゃんとほんのり笑い合いながら銭湯から出た

でも…………

ホントに…ミルグラムに来て良かったと感じる

あっちの世界は窮屈で…

退屈で…

苦しくって…

……嫌な言葉ばかり浴びせられて

それの繰り返しだった

でも今は違う

ここから…ここから私はホントの幸せを掴むんだ

自らのヒトゴロシに関してはどうもまだ受け入れられない…けど

私はここに来る価値があったんだと

19時55分

リトカ

んっ…………

リトカ

…っ…ぷはぁっ!

リトカ

あぁ〜すっごく美味しい〜!

ユノ

ねぇ〜!体が一気に覚める〜

そう話をしていた時

ムウ

あっ二人共…

リトカ

あぁっムウちゃん!

ユノ

なになにどーしたの?

ムウ

もうすぐしたら晩御飯が出来るから早く来てね

ユノ

あららっもうそんな時間か〜

リトカ

そうなんだね〜…

リトカ

OKー!私達もすぐに向かうから!

ムウ

うん分かった

少し微笑みながらムウちゃんはその場から去った

ユノ

じゃっ早く戻りましょ!

リトカ

うん!

私とユノちゃんは早足にオフィスへと向かった

マヒル

あっ!リトカちゃんユノちゃん!

ユノ

マヒルさん!

リトカ

ごめんなさい遅れちゃった…

マヒル

全然大丈夫だよ〜!

マヒル

今から皆食事の用意しているからギリギリセーフ♪

ユノ

そっかぁ〜助かった…

リトカ

ホント良かった…

リトカ

それじゃあ私達も行こっか

ユノ

行こいこレッツゴー!

リトカ

ゴー!

マヒル

あっちの席で皆座るから来てね〜

ユノ

はーい!

リトカ

はーいっ!

晩御飯の準備完了

リトカ

よーし!

リトカ

晩御飯の準備OK!

ユノ

えっ?

ユノ

リトカさんご飯の量と野菜の量それだけなんですか?

リトカ

ふぇっ?うん

リトカ

あまり空いていないからこの量なんだ

リトカ

ほらお昼ぐらいかオムレツ食べたでしょ?

リトカ

それだからこの量なわけ!

ユノ

あ〜!確かにオムレツ食べていたもんねぇ〜…

ユノ

でもそれだけで足りますか?

ユノ

もし足りなかったら言ってくださいね

ユノ

私の分をあげますので!

ユノちゃんはドヤ顔でグっとポーズをする

いい笑顔だなぁユノちゃん〜(※そこかい)

リトカ

えへへっ頼もしいなユノちゃんはw

リトカ

でももしそうなったらそうしてもらおうかな

ユノ

はい!この樫木優乃におまかせあれです!

リトカ

っふふw

リトカ

それじゃそうゆうことでっ

リトカ

行こユノちゃん!

ユノ

皆待っているし急がないと!

皆の元へ駆け寄ると既に何人か座っている人が居た

マヒル

あ!来た来た♪

マヒル

リトカちゃんユノちゃんこっちこっち〜!

リトカ

マヒルさん発見!

ユノ

おまたせしました〜!

マヒル

ふふふっ♪リトカちゃん初めて皆とご飯食べるよね

リトカ

はい!何かと私皆でご飯食べることなんて久しぶりですし

ユノ

ん…?

マヒル

久しぶりって?(不安そうな表情で首を傾げる)

リトカ

…?あっあぁ!

リトカ

家族のことや友達や知り合いの人達とはってことです!

リトカ

すみませんっ…分かりにくかったのと言葉足らずでしたよね…

マヒル

ううんっそんなことないよ

マヒル

ちょっとビックリしちゃっただけだから

ユノ

そーそー!

ユノ

私も少しビックリしたのと動揺?しただけなので

リトカ

っそっそうなんだ!

リトカ

…あっそういえば

リトカ

私の隣誰が座るんだろ…?

ユノ

うーん…ほとんどの皆が各別々だから規則はないなぁ〜

マヒル

そうだねぇ

リトカ

そうなんだ…

リトカ

(でも私の場合誰でも歓迎だし

リトカ

全然もうウェルカム!だからいいしね!(⑉ ◜𖥦◝ ⑉))

ユノ

じゃあもう食べちゃいましょうか

マヒル

うんうんっ♪

マヒル

マヒルお腹が空腹だよ〜

リトカ

…では

リトカ

いただきまーす!

ユノ

いただきまーす!

マヒル

いただきまーす!

三人で手を合わせ終わった後にご飯を口の中に流し込んだ

リトカ

っんんっ

リトカ

おいひぃ〜!

ユノ

そんなにですかw

リトカ

( *・ω・))コクコク

マヒル

うふふっリトカちゃんほっぺがハムスターちゃんみたいになってて可愛い〜♡

リトカ

もぐ…っ

リトカ

…う〜ん

リトカ

幸福だなぁ

そうこうしていくうちに食べていると

リトカ

ん?…あれ?

マヒル

どーしたのリトカちゃん?

リトカ

いっいやハルカくんがあっちでキョロキョロしているから…

ユノ

もしかしてどこに座ろうか迷ってるのかな?

リトカ

そうだとしたら大変だ!

リトカ

おーいっハルカくーん!

私が大きな声でハルカくんに向かい手を振ると

ハルカくんはすぐに私の方へ振り向きこちらに歩いて来た

ユノ

あっハルカくん来た!

マヒル

いらっしゃいハルカくん♪

ハルカ

マヒルさん…ゆっユノさん…っ

ハルカ

あっ…りっリトカ…さっ…ん…

リトカ

えへへっ

リトカ

ハルカくんどの席に座ろうか困っていたでしょ?

ハルカ

っ!

ハルカ

はっはい…

リトカ

だから一緒に食べようと思ったんだ!

ハルカ

っ……っ///

ハルカ

ぅ…っ…あっ……///

ハルカ

うっうれっ…嬉しいっ……です…////

ハルカ

ありがとうございます…///

ユノ

(照れてる!)

マヒル

(ハルカくんよっぽどリトカちゃんに誘われたことが嬉しいみたいね〜♡)

リトカ

やった!

リトカ

はいここがハルカくんの席だよ!

ハルカ

(リトカさん…と…隣……)

ハルカ

…////////

ハルカ

(嬉しい…//)

ハルカ

…いっいただきます//

ハルカくんは私の隣に座り「いただきます…」とか細く言い食べ始める

リトカ

美味しいねハルカくん

ハルカ

っ!

ハルカ

はっ…ぅ…//はい…////

マヒル

そういえばリトカちゃんまだ看守さんからの尋問受けてないわよね

リトカ

…?尋問?

ユノ

取り調べで看守さんから色々と話をするんですよ

リトカ

尋問……取り調べかぁ…

リトカ

…そういやエスくんと初めて会った時そんな話を少ししていた様な…

リトカ

でもなんだかドキドキするなぁ……

マヒル

看守さんと楽しいお話とか出来るから面白いよ〜♪

リトカ

へぇ〜!ますます楽しみになってくる〜!

ユノ

うんうん私も初めて尋問受けた時なんだか変に落ち着きがあったんだよなぁー

ユノ

…途中からいらないお説教入ってきて少しムカついちゃったけど(ボソッ)

リトカ

他の皆もそうなのかな?

リトカ

ねぇねぇハルカくんはどうだったの?

ハルカ

えっ!?あっ…っぼっ僕もかっ看守さんとおっおはっお話…した時…なっなんだか心が落ち着くし

ハルカ

こっこんな僕のことをわっ分かってくれる事が…なにより…も嬉しく…て…

ハルカ

そんな看守…さんが好きです…

リトカ

ふふふっ♪

リトカ

それほど嬉しかったんだねハルカくん

リトカ

私も待ちに待った感じでワクワクだけどやっぱりこんな状況下で尋問するのは緊張する〜……

ハルカ

でっでも…そっそこま……で…緊張はないですけ…ど…

ハルカ

…………

リトカ

…?

ユノ

あぁぁ〜〜…んーでも注意事項が一つあるかなー

リトカ

えっ!?なっなになに?

ユノ

別にこれと言って怖いっていう訳じゃないけど

ユノ

あまり看守さんを怒らすと

ユノ

強烈ビンタや骨を折って来たり暴力だってあるんだから!

リトカ

ひぃや!?

少し恐怖気味になり一瞬ハルカくんの傍へと近寄る

ハルカ

…っ!?///////

ハルカ

りっリトカさっ…ん…////(小声)

マヒル

まぁっ!そうなの?

マヒル

暴力振るう看守さんは全然好きじゃなぁ〜い!

ユノ

暴力反対〜

ユノ

……ねぇリトカさん

リトカ

っ?…えっ?なっなぁに…?

ユノ

…ハルカ顔真っ赤だよ?

リトカ

…え?真っ赤…?

ユノちゃんに言われふとハルカくんを見るとほんのり頬を真っ赤にさせていた

ハルカ

………//////////

リトカ

!?

リトカ

どっどうしたのハルカくん!?

リトカ

どこか苦しいの?お腹の中が気持ち悪いの…?

ハルカ

ふっ…っふぇっ…っ?/////

ハルカ

いっいやえっ…と……/////

ユノ

(リトカさん鈍感すぎて全く気付いてないどうしよ)

マヒル

(さっきの衝撃でハルカくんどんどん顔が赤くなっていってる〜…)

ユノ

…あっリトカさんハルカ何処も彼処も具合悪くないんで大丈夫ですよ

リトカ

ほっホントに…?

ハルカ

…///////(コクコクと頷く)

リトカ

そっかぁ〜よかった

マヒル

でも心配しちゃうのも無理はないわよね

ハルカ

ごっごめんなさい!へっ変なごっごかっ誤解をさせてしまって…

リトカ

いいよ全然!

リトカ

ただどこも体の調子が悪いとかじゃなくて安心したよ

ユノ

……そうだいきなりな話だけど

ユノ

と言っても尋問の話ですけどね

ユノ

一番最初に暴力振るわれた被害者なのハルカなんですよ

マヒル

えっハルカくん…

リトカ

暴力振られたの!?

ハルカ

ぼっ暴力……といっ言うより…

ハルカ

ただ頬を叩かれたぐらいです…

リトカ

ひぇっ……

ユノ

それ急にビンタされたんだとしたら暴力で合ってると思うけど

マヒル

ってことは…他の誰かも被害者がいるってことなのかしら?

ユノ

んー自分はハルカくんとムウちゃんのことだけしか分からない

リトカ

ムウちゃんも?

ユノ

前尋問受けていた最中看守さんの様子がおかしくなってそれが心配で
看守さんの傍に近寄ったら

ユノ

「触るな!」っていきなり怒鳴り散らかしてムウちゃんを軽くビンタしたんだよ

マヒル

えぇ!?

ハルカ

ムウさんがっ…?

リトカ

えっ!?なにそれエスくん酷い!

リトカ

まだ女子高生のムウちゃんに手を挙げるなんて!

シドウ

…?皆さんで何をお話されているのですか?

ユノ

おっ?(°∀° )

リトカ

シドウさん!

シドウ

シドウ

柳詩くんも既に食べていられたのですね

リトカ

はい!

リトカ

凄く私好みの味で美味しくって大好きです!

シドウ

体の栄養にもいいですし摂取しますからね

マヒル

あっ!そうそう今ねリトカちゃんとユノちゃんとハルカくんで

マヒル

尋問のお話をしていたんだけどシドウさんって看守さんに何かされてないですか?

シドウ

エスくんにですか?

シドウ

そうですね…以前エスくんと事情聴取していた最中に子供扱いをしてしまい

シドウ

それでエスくんが怒って思いっきり脛を蹴られました

ユノ

看守さんのが暴力的なの草

ユノ

後29歳相手にも容赦ないなんて

ハルカ

すっ脛……

リトカ

…ねぇマヒルさん

マヒル

?どうしたの?

リトカ

脛ってどこら辺なのかな?

マヒル

えっと〜膝から……あそこの部分ってなんて言うんだったっけ?

シドウ

くるぶしです

マヒル

あっそうそうくるぶし!

リトカ

へぇ〜っくるぶしって言うんだ!初めて聞いたし勉強になったねマヒルさんハルカくん!

マヒル

うん!

ハルカ

え!?はっはい…///

シドウ

……二人の会話はどこか接点がズレているというか論点が天然ですね

ユノ

シドウさんもアレだけどね

シドウ

アレとは?

ユノ

…こっちの話なんでなんにもありませんよ

シドウ

そうですか…それよりどうしてその話が?

リトカ

私明日からだと思うんですけど尋問があるって話をユノちゃん達から聞いて

リトカ

それからにつれてエスくんの話になっていって…

シドウ

なるほどそうだったんですね

シドウ

しかしながらエスくん中々手厳しい子ですからまだまだ判断力が難しいのでしょう

シドウ

…………(ハルカの方を見る)

ハルカ

……?

シドウ

………………

シドウ

柳詩くん

リトカ

リトカ

はい!なんでしょうか?

シドウ

正面の席に座ってよろしいでしょうか?

リトカ

リトカ

はいっ構いませんよ!

シドウ

ありがとうございます

シドウ

では失礼…(リトカの正面の席に座る)

ユノ

(シドウさんも分かりやすいとこもあるもんなんだねぇ)

マヒル

でもまさか看守さんがそんなことしているなんて想像つかなかったわぁ

マヒル

確かに看守さんは意地悪で厳しい人だけど優しい言葉とか掛けてくれたものなんだから

マヒル

思い出すだけで……はわぁぁ〜〜っ看守さん素敵♡

リトカ

(・△・;)

ユノ

ダメだこりゃ

シドウ

結論からするによく分からないってことですかね

ハルカ

そうなり…ますね…

リトカ

(うーーん聞いた話とは内容が違うからよく分かんないけど)

リトカ

(…楽しみだな)

私は頭の中でボヤきながら再びご飯を口の中で頬張る

一方看守部屋では

エス

…はくしゅんっ…

ジャッカロープ

あ?おいおい風邪かエス?

エス

んんっ……いや偶然なくしゃみだろう…

ジャッカロープ

まさか囚人の誰かがお前の話をしてるんじゃねぇのか?w

エス

いや僕についての話題はそこまでじゃないだろ…

ジャッカロープ

いいやァ?分かんねーぞ〜w

エス

………

午後22時40分

その後私達は他の囚人の話しやらマヒルさんの恋バナをかれこれ長時間ほど長く喋っていた頃

ご飯を済ませ私は歯磨きをしに終わり今から丁度寝ようと帰っていた

リトカ

ふーんふーんふーんっ♪

リトカ

明日はエスくんとお喋りお喋り♪

リトカ

楽しみだなぁ〜

リトカ

…?あれれカズイさんだ!

カズイ

ん?柳詩ちゃんか今から寝るところかい?

リトカ

はいっ明日はエスくんとの尋問がありますので早めに寝ようとしていたんです!

カズイ

尋問か…看守くんと明日からはお喋りしに行くんだね

カズイ

…ん〜かけられる言葉は少ないけど

カズイ

頑張ってね柳詩ちゃん

リトカ

そう言いカズイさんは少し笑いながら私の頭を撫でる

カズイ

…?

カズイ

(頭撫でられるの嫌だったのか…?)

カズイ

あっあははごめんね柳詩ちゃん

カズイ

若い子相手に子供みたいな扱いしちゃって…

リトカ

………さい

カズイ

…え?

カズイ

ごっごめんね柳詩ちゃんよく聞こえな…

カズイ

っ!

カズイさんの言葉を遮り私は撫でられている方の右手首を弱く握りしめる

リトカ

…もっと……もっと撫でてください…

リトカ

カズイさんのお手て……暖かくて優しい…

カズイ

………そんなにかい?

カズイ

なんだか…無性に照れてしまうな////

リトカ

えへへ///

リトカ

(…この優しく包み込んでくれる様な暖かさ)

リトカ

(生まれてきてから一度もない)

リトカ

(お父さんに撫でられる事なんて一回も無かったのに……)

リトカ

………

リトカ

………お父さん

カズイ

…へ?

リトカ

…?………!

リトカ

やっやだすみません!変なこと呟いてしまって…私ったら…////

カズイ

いっいやいいよ気にしなくて///

カズイ

それよりおじさんの手心地よかったかい?

リトカ

はっはい!

リトカ

こんなにふんわりとした温かさ今まで無くって…

リトカ

ついうっとりしちゃいました//

カズイ

はははっwそうかそうか柳詩ちゃんが幸せならそれで良かったよ

カズイ

おっとこの間で時間を使わせてしまったな

カズイ

明日は早いんだからゆっくり寝なよ

リトカ

はい!

カズイ

…………(周りを見渡す)

リトカ

カズイ

…今は誰もいない(ボソッ)柳詩ちゃん

リトカ

リトカ

なんでしょうか?

カズイ

…おやすみ

リトカ

ひゃっ!?

突如キョロキョロと場を確認したのかと思えば カズイさんはおでこに軽くキスをした

リトカ

かっカズイさんっ?/////

カズイ

ごめんねこんな趣味悪い事をしちゃって

リトカ

いっいえ少し驚いちゃっただけなんで問題ないですよ!

リトカ

(ふむむむっ…カズイさんがやってくれたんだから私もお礼に返そう!)

リトカ

カズイさん!

カズイ

ん?なんだい柳詩ちゃn

カズイ

っ!?!?

お礼にと思い私はカズイさんの頬にキスをした

カズイ

えっ…あっ////

カズイ

やっ柳詩ちゃ……ん…/////

リトカ

えへへ

リトカ

私もカズイさんにお返しです!

カズイ

〜〜〜///////

カズイ

(無意識は怖いな…//)

カズイ

あっ……あっありがとう柳詩ちゃん////

リトカ

どういたしまして♪

リトカ

それにカズイさんのほっぺ柔らかくてビックリしちゃいました///

カズイ

!…ははっそれを言うなら柳詩ちゃんもだよ

カズイ

餅みたいで柔らかくて可愛かった

リトカ

!?

リトカ

そっそうですかね…?なんだか照れちゃいます////

カズイ

おじさんも少々気恥しいよw(可愛い…)

リトカ

えへへ…//

リトカ

…あっ早く寝ないとダメだ!

リトカ

すみませんカズイさんそろそろ私寝ないといかないので寝に行きます!

カズイ

了解

カズイ

長いこと付き合わせたおじさんにも責任があるし謝らなくていいよ

カズイ

明日尋問帰りに是非とも情報が頂けたら嬉しいな

リトカ

情報?

リトカ

(なんだかスパイみたいでカッコイイ……)

リトカ

はい!任せてください!

カズイ

頼もしいな柳詩ちゃんは

カズイ

それじゃまた明日

リトカ

はい!おやすみなさい

リトカ

明日もいっぱいお話しましょうね!

カズイ

カズイ

(………あの笑顔……反則すぎる…)

カズイ

…あぁおやすみ柳詩ちゃん

薄く微笑みながら手を振りそのまま自分の監獄へと向かって行った

リトカ

…情報か……

リトカ

…体調管理整えてしなきゃ

胸の内にそう思いながら私も自分の監獄へ向かった

2:20

1時を過ぎ私達はそれぞれの監獄の中で眠りについた頃

ガンガンッ

リトカ

…………?

リトカ

…っ……?

気持ちよく熟睡していた頃に突如鈍い鉄柵の音が鳴り響き始め私はその音にむくりと起き上がった

リトカ

なっなんだろこの音……檻の…音だよね…

リトカ

どこから聞こえるんだろこの音…

リトカ

凄く近い…

リトカ

(私の隣コトコさんだけどコトコさんこんな時間に物音とか鳴らす人なのかな…?)

リトカ

……そうだ 確かコトコさんの隣ってミコトさんだ

リトカ

いっいやでもミコトさんも有り得ないしそんなことをする様な人じゃないもん…

ブツブツと独り言を言っていると

ガンガンガンガンッッ

ガンガンガンガンガンガンッッッ

バキィッ!

リトカ

ひゃ!?

にぶめな音が続いたと思いきやいきなり板が割れたかのような音と共に監獄中に響き渡る

リトカ

(なっなに今の!?

リトカ

変な音がしたけど一体何してるんだろ…)

リトカ

……………

リトカ

ちょっとだけ覗いてもバレないよね…

ドアを少し開けミコトさんの監獄の方へ目をやる

ミコトさんにバレてしまったら怒られる所では済まされないと悟り慎重に様子を伺う

するとミコトさんの影が映っているのが分かった

リトカ

(何か持ってる訳でもない…ってことは足で蹴っているのかな?

リトカ

そんなの痣が出来ちゃうし危ないよミコトさん…)

気掛かりに思い詰め見ていると

リトカ

…?

リトカ

なっなんだか聞こえる…?(小声)

リトカ

気のせいかな…(小声)

ちゃんと聞こうともうちょっとだけ近づいていったら

〜〜〜…………!ーーー!!!

リトカ

…なっなに……?

…クソッっ…クソがッ!!!

リトカ

!?

あぁぁぁぁぁぁぁぁっっ!!!

ムカつくムカつくムカつくムカつくムカつくッッ…!

あのクソガキいつか殺して粉々にしてやる………っ 顔面全体ぶっ潰してやる…!!!

殺して殺しあげてッ引き裂いてやる…死ぬまで殺してやる…!!

いつかコイツら諸共も…!!

赦さねぇ…ぜってぇ赦さねぇ…!

リトカ

(ミコトさん…?

リトカ

今の声も行動もミコトさんなの…?

リトカ

なんだか…違う……あの人)

‪”‬ミコト‪”‬さんじゃない

リトカ

…………

のそのそとミコトさんへ近づく

しかし神様はこれ以上は危険だと思わせてくれたかのように身を応じる

リトカ

ミコトさっ…

リトカ

っわぁ!?

ちゃんと見なかったせいで思わず間抜けなコケ方と素っ頓狂な声が出てしまった

リトカ

いたたっ…うぅ何も無いとこでつまづいちゃったぁ…

リトカ

……っ?

やたらと視線が向けられていると気付き私も目をやると

ミコト?

…………あ?

リトカ

〜〜っ!?!?

蔑んだ目で私を見下ろすミコトさんがいた

出し抜けすぎたせいか私は見るうちに段々と冷や汗が肌に伝える

リトカ

あっえっと…

リトカ

すっすみませんでしたぁぁぁっ!(´;ω;`)

死に物狂いで泣きながらまた自分の監獄に向かった

あまり聞こえなかった為ミコトさんが何か言っていたような気がするが気のせいだろう

何とか無事到着

あの後私は見られたことの恥ずかしさと恐怖によって速攻部屋に飛び入り布団に中にくるまっていた

リトカ

…うぅ…ミコトさんに恥ずかしいとこ見られちゃった…

リトカ

でもあんなミコトさん初めて見たな…

リトカ

…………

リトカ

…余り深く考え込まないでおこっと…

リトカ

(その方がミコトさんの為にもなる……よね)

気を取り直し再び眠りにつこうと決めた私はまたゆっくりと瞼を閉じた

やぁ

ユノ

やぁ

マヒル

やぁやぁ♪

いやはや遂に第二審

訳して第二話が終わりましたっせ

ユノ

やっと終わったねぇ〜

ユノ

主さんがめっちゃサボったせいで大分月日が経ったけど

ウグッ…

マヒル

う〜んでも主ちゃんあれなんでしょう?

マヒル

この物語の話をどう進めようか悩んでいたのよね

うぅぅ…はいっそうなんですよ〜…

言い訳苦しくなるけど…

初めて書くもんやからちょっと躊躇っちゃう…っていうか

…かなり時間が掛かっちゃうんよね

ユノ

にしてもいくらなんでも時間かかりすぎたけどね

そこはあんまり触れちゃダメでクレメンス…

それ以上触れられたら体が爆発しちゃうから

ユノ

どうゆう体で出来てるんですか

マヒル

中々物騒ねぇ〜

でもここまで来ておいて期待を裏切るようなマネをする行為はえぇ加減にせんと…

ユノ

言っておくけど恩を仇で返す様なマネはやめよ

マヒル

実質それっぽいことを今しちゃってるからねぇ〜

いやホントそうなんよな…

ですがこんなゴミ主ですがこれからもまた頑張っていきますんで

何卒よろしくお願いします

ユノ

こちらこそよろしくねー

マヒル

よろしくお願いしま〜す

今回はいつもの談笑?は致しません

区切りがいいとこでここで締めようと思います

では

さよではでは!

ユノ

さよではでは!

マヒル

さよではでは♪

私は何故か5人の男性囚人達に好かれてます

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