テラーノベル
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兄ちゃんは
俺を庇って忌み子として生贄に出された
突然瑠美が「角名は忌み子!」
と言い出し、それを信じた両親が生贄に出そうとした時、
俺が行くからりんは自由にさせてやってくれ、
そこから兄ちゃんは生贄に出された
瑠美は終始笑っていた
気色が悪かった
なぜ人が死ぬ前に笑っているのか
兄ちゃん、いや、兄さんも死に際、笑っていた
口パクだったが「幸せになれ」と言っていた
そこから兄さんが月一回のペースで会いに来てくれるようになった
話を聞くと燃やされた数分後に神様に気に入られ、使いとして隣に置かれたこと
月一回の休みの日に会いに来てくれる
あんな両親や妹がいては心が休まらないだろう、と
兄さんを使いとした神様が神社の本殿に入ることを許可してくれた
その瞬間だけはとても幸せ
俺が行くこともあれば兄さんが来てくれることもある
今回は俺が瑠美に押されたところを見ていたようで駆けつけてきたらしい
本当に嫌なことがあった時にお守りを強く握り、
「兄さん戻ってきて、」
と言うと来てくれる''らしい''
ただ悪ふざけで使うと大変なことになるから気をつけろ、と言われた
兄さんは生まれつき髪が金髪だった
みんなはその髪を気持ち悪いと言ったが、俺はとても綺麗だと思った
ごめん兄さん
全部俺のせいだよね
俺がいなきゃ今頃幸せに生きてたよね、
絶対瑠美に復讐するから
見ててね
俺もう高校生になったよ
コメント
8件
金髪、誰だろ 続きも楽しみにしています!
なぎぞう😭😭😭😭😭😭😭 角名君も幸せになってね!
前回に引き続き自分の頭バカすぎてわかんないけどなんかすごい展開になってるのかな?? 続き楽しみに待ってます(*^^*)