帰った後、ヤマちゃんの助言通り 智将のことを知ろうとしています…
圭
智将のことを知る…のは 大事だと思う
けど、どうやったらいいのォ?
昔の智将について…知れるもの…?
圭
圭
圭
圭
圭
そこでたまたまついたチャンネルは
かわいい女の子ふたりが夕暮れ時に 笑い合いながら歩いているところだった
圭
「これからも、よろしくね!」
「もっちろん!ズッ友だよー!」
…なんて、恥ずかしいこと言っている
葉流ちゃんと智将は どういう関係だったんだろう…
と、考えていると シーンが変わった…
高校の卒業アルバムのシーンに……
圭
圭
圭
圭
俺は卒アルを探した…
圭
そこで一つの箱に目がいった
「野球」
と、丁寧な字で書かれている箱は 智将が作ったであろう箱
ホコリも被っている …まだ開けたことはなかった
圭
圭
開けると ホコリが宙に舞って咳がでた
圭
そこには 俺が使っているものよりも
古い、ボロボロの キャッチャーミットがでてきた
ところどころが痛みきっている
圭
手にとってみる
思い出す―ということはないけど なんとなく、懐かしく感じる
圭
圭
今の自分の手のひらくらいの大きさ
これが丁度いい時期があったんだ…
圭
アルバム
そう、書かれたものがあった
圭
圭
見ていくと それは智将と葉流ちゃんしかいなかった
でも、ふたりで写っているものもあるが
家族写真もある
泣いている葉流ちゃんと、それをみて もらい泣きをしたであろう智将
圭
アイスクリームを ふたりで食べている写真
カブトムシを手で わしづかみにしている智将と
それをとなりで 怯えながらみている葉流ちゃん
圭
そして、ひとつの写真に目がいった
圭
笑っている、ふたり
その手にはキャッチャーミットがある
葉流ちゃんは驚いていて キャッチャーミットを抱きしめている
智将は、Vサインをして 満面の笑みだ
ふたりとも、楽しそう
圭
圭
最後のページにきて、手が止まった
圭
一枚しかない、おそらくシニアの写真
ふたりとも、笑顔は消えていた
圭
なにがあったかはもちろん、知らない
でも、こうなったのは、きっと
ふたりとも、野球と互いのことが 好きだったから…なんじゃないかと思う
……この身体の前の持ち主って 智将…なんだし
圭
圭
「好きだ」
あの言葉に、一瞬でもドキッと してしまったのは
“智将の気持ち”が、俺にも 反映されてるからなんだ!!
つまりっ!あのドキッの正体は
“俺が”好きなんじゃなくて “智将が”好きだから…ってこと!
…だったら、智将にこの身体 返してあげないと…
てか、俺ここにいていいの?
いるべきなの…?
……葉流ちゃんには申し訳ないけど 明日の練習試合でヒドい試合して…
俺がダメダメだってこと 見せつけて…
“俺は”葉流ちゃんの前から 消えるべき…だよね
葉流ちゃんはきっと 智将と結ばれるべきなんだから!
この圭ちゃんが 恋のキューピッドになってあ〜げよ!
俺は、葉流ちゃんのとなりにいちゃ
ダメなんだよ、圭ちゃん
だから、負けて、葉流ちゃんに 嫌われるんだ
そうしたら、優しい智将も心配して 戻ってきてくれるよね
あー、もう、俺ってば頭良すぎ〜!
だから、ね ただの、要 圭
だから、だから…
だから、勝てない
ッスー
どうも、セカイです
そろそろ愛想つかされそうです
すみません、リアルが 忙しすぎて(言い訳言うな)
さて、今回のお話について補足と言うか 説明を少しさせていただきます
清峰を好きなのは 智将だと思っている要
要の気持ちがどうかは まだわかりませんが
前の身体の持ち主である智将の想いが 要自身にも影響している
と、考えたそうですね
伝わります、かね
わかりにくかったらすみません
語彙力が皆無でして…
しかもこんなに間隔空いてるのに 話の構成が雑という…
話の流れ早すぎませんか? 大丈夫ですかね…すみません…
そしてなにより、ふたりの気持ちが 真逆という事件
まずいですね 波乱の予感…?かもです
さて、締めになりますが
いつも応援してくださっている皆さま
ありがとうございます
こんな更新間隔バグっている自分ですが
どうか…どうか これからもよろしくお願いします
セカイ
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