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あなたもメンバーseason2

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あなたもメンバーseason2

14 - そばに…

♥

621

2022年03月16日

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○○side

ーコンコンー

凛さん

○○ちゃん?入るよ?

○○

ハァ…ハァ…

凛さん

大丈夫。落ち着いて

凛さん

はい、息吸って〜吐いて〜

○○

スゥーハァー

凛さん

そうそう。上手上手

○○

ふぅ…

凛さん

落ち着いた?

○○

はい

○○

すみません…迷惑かけて

凛さん

気にしないで

凛さん

これもマネージャーの務め!ふふ笑

○○

凛ちゃん、メンバーは?どうしてる?

凛さん

下にいるよー

○○

そう…

○○

…グス

凛さん

○○ちゃん?どうしたどうした

○○

すみません…グス

○○

ほんとは、みんなと一緒に居たいんです

○○

でも、みんなが近づこうとすると、あの時がフラッシュバックして…

凛さん

○○ちゃん…

○○

体が勝手に拒絶反応起こすんです…笑

○○

本当はそんなこと思ってないのに…

○○

それで昨日の夜、北斗が近づこうとした時、思わず近づかないで!…って

○○

みんなと居たい…グスみんなと…グス

凛さん

○○ちゃん、今のこと、みんなに話していいかな?

○○

…はい

凛さん

じゃあ、ちょっと待っててね

慎太郎side

慎太郎

○○が、そんなことを…

凛さん

えぇ

凛さん

私ね、○○ちゃんの入所当初からマネージャーをしているの。女の子一人だからってことで

髙地

そうなんですか?

凛さん

えぇ。だからわかるの。あの言葉は、○○ちゃんの今の本音

慎太郎

でも、体が拒絶反応起こすんですよね?

凛さん

えぇ。だから、○○ちゃんの回復を待つか

凛さん

メンバーの誰かひとりでも、○○ちゃんと話が出来たらいいんだけど…

1番歳が近いで言ったら慎太郎だけど

慎太郎

安心して話せるってなったら、ジェシーか北斗じゃない?

ジェシー

それだったら樹もだよ。それに大我

大我

俺?

北斗

確かに。SixTONESの中では、歴で言うと1番上だからな

慎太郎

そっか〜

慎太郎

でもそれだったら、最年長のこーちも行けるんじゃない?

髙地

俺は、樹やジェシーみたいに感動的なことは言えないからなぁ

知ってる

髙地

知ってるって酷くない?笑

慎太郎

まぁまぁ…

凛さん

とりあえず、今日のところは帰るね。まだ仕事あるし

あ、はい

北斗

すみません。なんか、大変なことになってしまって

凛さん

あなたたちが悪いわけじゃない

凛さん

ただ、約束して欲しいことがあるの

ジェシー

約束?

凛さん

毎日、○○ちゃんの部屋のドアの前でいいから、話しかけてあげて欲しいの。それで様子を見て欲しいの

凛さん

ただし、○○ちゃんが自分でドアを開けるまでは部屋に入らないで。あと、また過呼吸起こしたら絶対私を呼んで。ね?

慎太郎

わかりました

凛さん

今日は、仕事しちゃうから

凛さん

明日から週3で夜に来るから。あと、オフの人がいない時とね

大我

ほんとにすみません…。なにからなにまで

凛さん

だーかーらー、これも私の役目って言ってるでしょ?

凛さん

マネージャーなんだから、当然のことをしてるだけ!笑

凛さん

じゃあ、今日はもう帰るね

はい、ありがとうございました

慎太郎

ありがとうございました

ーガチャー

ーパタンー

凛さん、まじでいい人だよな

慎太郎

うん

北斗

でも、びっくりだよな。ずっと○○のマネージャーだったなんて

髙地

だね

ジェシー

ところで、今日の晩ご飯誰が作る?

北斗

俺が作るよ。何かある?食べたいものとか

そうだな〜

ピコン!

慎太郎

ん?

慎太郎

(○○…)

慎太郎

大我

…たろ。慎太郎!

慎太郎

え?

大我

北斗が聞いてる。何食べたいかって

慎太郎

え?あぁ、俺はなんでもいいよ

ジェシー

俺ハンバーグ!

北斗

さっき聞いた

慎太郎

ごめん、俺ちょっと電話してくる

はいよー

髙地

晩ご飯までには戻れよ〜

慎太郎

ジェシーじゃないんだから、そこまで長くないって笑

慎太郎

んじゃ、ちょっと行ってくるわ

髙地

行ってらっしゃーい

慎太郎

ふぅ…

プルルルル…

慎太郎

凛さん…

慎太郎

あ、もしもし?凛さん?

慎太郎

あ、もしもし?凛さん?

凛さん

森本くん?どうしたの?

慎太郎

今って、仕事中だったりします?

凛さん

いま休憩中だけど?

凛さん

○○ちゃんに何かあった?

慎太郎

あ、いえ…

慎太郎

そういうんじゃなくて…

凛さん

うん?

慎太郎

ついさっき、○○から連絡来まして

凛さん

なんて?

慎太郎

1人怖い。そばに来て…って

凛さん

…ハァーなるほどね

慎太郎

もしかしたら○○、捕まってた時、暗い部屋でしばらく1人だったんじゃないですかね?

凛さん

1人が怖いなら…有り得るわね

慎太郎

俺、行っても大丈夫なんですかね…

凛さん

○○ちゃんが来てって言ってるなら、大丈夫…いや、もしかしたらまた、拒絶されるかもしれない。その覚悟は持っていった方がいいわ

慎太郎

はい…

凛さん

でも、森本くんが○○ちゃんと話してくれるようになるなら、ひとまず安心かな

凛さん

もし、○○ちゃんに拒絶されなかったら、事件の詳細聞いて欲しいんだけど

慎太郎

詳細?

凛さん

うん。そしたら、○○ちゃんが何が怖くて何が大丈夫なのかがわかると思うから

慎太郎

…わかりました

慎太郎

聞いてみます

凛さん

あ、あとね?昨日眠れなかったみたいで、○○ちゃんが大丈夫なら、今日はずっとそばにいてあげて欲しいの

慎太郎

わかりました

慎太郎

もし、無理って言われても部屋の隅かどこかで寝ます

慎太郎

今日はずっと○○のそばに

凛さん

よろしくね

慎太郎

はい

凛さん

じゃあ、なにか分かったらまた連絡して?

慎太郎

はい

凛さん

にしても珍しいわね

慎太郎

え?

凛さん

○○ちゃん、基本弱音を吐かないのよ。誰に対しても。もちろん、私にも

慎太郎

そうなんですか?

凛さん

うん。弱音を吐くってことは、精神的に参ってるのかも

慎太郎

凛さん

まぁ、とりあえず連絡よろしくね

慎太郎

わかりました

凛さん

じゃあ

慎太郎

はい。失礼します

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